宝酒造が手掛ける人気のスパークリング日本酒「澪」(みお)が2021年6月21日で発売10周年を迎え、同時に限定商品も発売されました。
記念のイベントには、ブランドアンバサダーを務めるとともに、限定新作のラベルデザインを監修したフィギュアスケーターの浅田真央さんが登壇。その様子と、新作の味わいレビューをお伝えします。
浅田真央さんがラベルデザインを監修
「澪」の特徴は、爽やかで心地よい発泡、フルーティな香り、やさしい甘みとほどよい酸味、これらが調和しつつ、アルコール度数5%で気軽に楽しめる点です。その飲みやすさから、日本酒のエントリー層を中心に愛され、累計7000万本の販売数量(300ml換算)を突破する人気ブランドとなっています。
発売10周年を迎え、記念の新商品も発売ということですが、さらにもうひとつエポックメイキングなことがありました。「澪」の誕生日である6月21日が、一般社団法人日本記念日協会より「スパークリング清酒の日」に登録認定されたのです。
浅田さんはトークショーのなかで、自身が監修した“松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒10thAnniversary<イチゴのような香り>”のラベルデザインについて、「最初はデザインなんて大丈夫かな? と思ったのですが、『澪』のスパークリングの華やかさをイメージして描いてみました。家でもよく絵を描いたり塗り絵をしたりするので、とても楽しかったです」と振り返りました。
↑華やかさが際立つ“松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒10thAnniversary<イチゴのような香り>”のラベル
この日は七夕が近いこともあり、浴衣姿で登場した浅田さん。イベントでは短冊に願い事をしたためました。書いた内容は「過去の自分を超えることができますように」。
浅田さんはその思いを、「3年間続けてきたアイスショーが無事に終わって、自分の気持ちもまたゼロからのスタートだと思っています。そんな過去の自分を超えていけるように、これから前に進んでいきたいですね」と明るく語ってくれました。
いつもの「澪」と「イチゴのような香り」を飲み比べ
せっかくなので、この機会に筆者は通常の「澪」と期間限定の「イチゴのような香り」を購入して飲み比べてみました。まずは「澪」から試してみると、マスカットやライチなどの爽やかな果実を思わせるフルーティな香味が印象的。口に含むと、やわらかな甘みと発泡によるキリっとして爽やかな余韻が、口のなかで心地よく広がります。
「イチゴのような香り」は、確かにレッドベリー系の甘酸っぱいアロマが広がりますが、熟した重さではなく上品で繊細なイメージ。軽やかですっきりとした「澪」らしい飲み心地がしっかりあって、食前酒や食後酒としてはもちろん、食中酒としても合うと思います。
ちなみに、イベントでは浅田真央さんが「自家製スパイシーカレーを作って『澪』と合わせたところ、驚くほどマッチした」と語っていました。「カレーにはラッシーが合う」といいますが、ラッシーも甘さと酸味をもった発酵ドリンク。同様に、「澪」の甘みや酸味がカレーのスパイスと調和し、後口をすっきりさせてくれたのでしょう。みなさんもぜひ、2つの「澪」の飲み比べを楽しみつつ、夏の定番料理であるカレーと合わせてみてはいかがでしょうか。