グルメ
2022/1/15 20:00

スタバの“あれ”が家で!新発想のコーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」限定版をレビュー

コーヒーのほかにティー、ココア、抹茶など20種類以上のフレーバーが揃うカプセル式コーヒーメーカー「ネスカフェ ドルチェ グスト(以下ドルチェ グスト)」。なかにはスターバックスの味を気軽に楽しめるカプセルもありますが、よりお店での体験を満喫できるユニークなセットが期間限定発売されています。

 

商品名は「ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S STAR (ジェニオ エス スター)スターバックス® 体験セット」。本稿では独自の特徴のほか、使い勝手やコーヒーの味などもレポートしていきます。

 

↑「ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ エス スター スターバックス(R) 体験セット」2万2990円。専用カプセル付きのタイプもあります

 

メッセージを書くためのペンとマグが付いてくる

ドルチェ グストのマシンには様々なデザインがラインナップされていて、本機のベースになっているのは「ジェニオ エス」というコンパクトかつスリムな最新モデル。通常は、レンタル専用マシンも含めると3色がラインナップされていますが、今回の限定品はマットブラック×ローズゴールドでスターバックスの世界観が表現されています。

 

↑変形A4サイズの雑誌「Get Navi」との比較。本体側部にうっすらと描かれたコーヒーと星のイラストもお洒落なアクセントです

 

冒頭で「よりお店での体験を満喫できる」と述べたのは、手書きのメッセージが書けるスターバックス特製マグと、ペンもセットになっている点にあります。スターバックスといえば、お店のバリスタやスタッフが提供時のコップにメッセージを添えてくれるのも特徴。

 

気持ちをほっこりさせてくれる、あのサービスを自宅などで再現できるユニークなセットが本機なのです。

 

↑同梱されるボックスには、特製マグカップ2個とメッセージペンが付いてきます。ちなみにマグのサイズは370ml

 

マグカップはマットブラックで、ペンは白字。書いた直後は半透明ですが、数秒で乾いて字の色が濃くなります。おそらくこの時間差があるのは、ティッシュなどでこすればすぐに消せる特別なインクをペンに採用しているからでしょう。

 

↑ペンは1本で太字と細字の2WAY仕様になっていて、写真は太字。「GetNavi web」と書いてみました

 

↑もうひとつのマグには「Delicious!」と一筆。字は数秒で白くなります

 

ハイテク仕様で簡単にコーヒーが抽出できる

マシンの基本的な特徴も解説します。後部に給水タンクがあり、こちらは取り外しが可能。初回はカプセルを入れずに抽出ボタンからすすぎを行い、これで準備完了です。

 

↑給水タンクを取り外せるので、小回りがききます。また、洗浄の際も便利

 

あとは、好みのカプセルをセットして、そのカプセルの湯量とマシンの湯量を同じに合わせて抽出ボタンを押すだけ。カプセルは、キャラメル マキアートで試してみます。

 

↑筆者が試したのは右側。このキャラメル マキアート(12P/6杯分)と、ハウス ブレンド(12P/12杯分)を含むセットは、「ネスレ通販限定セット」として2万4750円で販売されています

 

↑キャラメル マキアートは先にミルクを抽出してからコーヒーを注ぐタイプ。そのためカプセルは1杯ぶんにつき2種類が入っています

 

操作は丸みを帯びたフロントパネルから行い、こちらはタッチパネルのハイテク仕様となっています。湯量の調整も、目盛りをなぞればOK。こうして設定し、あとは抽出ボタンを押すだけで自動的に淹れてくれます。

 

↑目盛りは1~7と、その上のXLまで。まずはキャラメル マキアートのミルクの5目盛りぶんを抽出します

 

ミルクを入れたらそのカプセルを取り出し、次はキャラメル マキアートのコーヒーカプセルを入れて1目盛りに設定し、同じように抽出ボタンをプッシュ。ミルクもコーヒーも耳に付くような大きい音はせず、違和感なく使えます。

 

↑1目盛りぶんということで、濃いめのコーヒーが出てきました

 

スイーツ系も本格エスプレッソも。多彩な味が楽しめる

ミルクを抽出している途中から甘い香りが漂ってくるのですが、これがキャラメル マキアートの特徴。飲んでみると、キャラメルの香ばしさとミルクのまろやかなコクが、絶妙な甘さとマッチしてまったりした気分にいざないます。

 

↑温度も熱すぎずのちょうどよさ。朝昼晩どの時間帯でも、スイーツ感覚で楽しみたいときに重宝する一杯です

 

もう一杯はブラックコーヒーで試してみました。使ったカプセルは、本格的な味わいが楽しめるシングルオリジンのコロンビアです。

 

↑コロンビアに推奨されている湯量は1目盛りぶん。30mlのエスプレッソサイズです

 

30mlは少なめなので、トレイを中段にセットして抽出。パネルの操作はキャラメル マキアートのときとほぼ同じです。ボタンを押して淹れると、きわめて本格的なエスプレッソが出てきました。

 

↑グラス内部でモワモワッと波打つ「カスケード」という現象もしっかり。ビジュアル的にもおいしそうです

 

味わいは、凝縮感のあるジューシーなエスプレッソに適したフレーバー。ビターながら丸みのあるコクの奥に、コロンビアらしい酸味がちら見えする爽やかさも見事で、余韻にはナッツのニュアンスも。

 

↑クレマ(泡)もしっかり。ミルクで割ればカフェラテができ上がります

 

オリジナルのメッセージを書き込むことで、家族や大切な人とのコミュニケーションが円滑になることうけあいの本機。日ごろの感謝を伝えたりねぎらったり、いまの時季は受験生の応援にも活躍するでしょう。特にスターバックスファンの人は要チェックです!

 

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