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2016/10/25 13:24

プッチンプリンの“あの部分”が4本に!? 江崎グリコの小粋ないたずらが話題に!

ハロウィンといえばお菓子、お菓子といえばハロウィン。日本の製菓メーカーを代表する江崎グリコも年に一度の大イベントに合わせて、あの代表的な商品にとある小粋な“いたずら”を仕掛けているらしい。

画像出典:江崎グリコ 公式Twitter「Glico PR Japan」より

 

プッチンプリンの“あの部分”が4本に

話題になっているのは、江崎グリコの「プッチンプリン」。1972年に発売を開始して以来、いまでは40年以上の歴史を持つ同社の主力商品のひとつだが、現在市場に出回っているプッチンプリンに異変が起こっている。

 

誰もが知っているプッチンプリンの特徴は、なんといっても「ツマミ」にある。底についたツマミを文字通りプッチンと外してお皿にひっくり返すと、カラメルが上に乗った美しいプリンを美味しく食べられるという仕組みだ。現在、このプッチンプリンが期間・数量限定のハロウィン仕様で出回っており、なんと底のツマミが4つに増え、本物はその内のたった1つ。どのツマミが本物かわからないようになっているのだ。

 

江崎グリコの公式Twitterには宣伝画像も投稿されているのだが、そこには「ツマミが4つ? 本物はどれだ!」「あなたはプッチンできるかな?」と挑戦的な文言が並んでいる。この遊び心あふれるいたずらに、実際にチャレンジして「4本目に当たり引いた……。4分の1の確率なのに!」「1本目で当たり引いた!」「ポッキーあげるから本物のツマミを教えてください!」と楽しむ人が続出。なかには「もったいないのでプッチンできませんでした」と、特別仕様のカップを大切に取っておくという人もいるようだ。

 

楽しいプリンを目指す江崎グリコ

もともとプッチンプリンは企画段階から遊び心にあふれていたことで有名。江崎グリコ公式サイトでは、商品化から現在に至るまでの道のりをマンガ化した「プリンに賭けろ!~プッチンプリン物語~」が掲載されているのだが、当初は社長から「プリンなんて売れるわけない」と否定されていたらしい。それでも開発者は諦めず、独自の仕掛けとして提案したものがあのツマミだったのだ。

 

ワンタッチでプッチンできるプリンを見た社長は、「お……おもしろい、すごくおもしろいじゃないかっ!」と商品化にGOサインを出したそう。ハロウィン仕様のプッチンプリンを見る限り、おいしいだけでなく楽しいプリンを目指す精神は現在も受け継がれているようだ。