暑さも和らぎ、アウトドアを楽しむには最適な季節がやってきました。アウトドアといえば、野外で楽しむお酒がまた格別。今回は、外飲みをもっと楽しくするお酒3選を、キャンプ歴35年のフードアナリストに教えてもらいました!
その1 大勢で楽しめる大容量レモンチューハイの素
中野BC
ぼっくしゅ 富士白レモンチュウハイの素
9350円(税込・送料込)
3Lと大容量のレモンチューハイの素。1:4の割合で炭酸水で割るだけで、75杯分ものレモンチューハイが楽しめます。段ボール箱の中にお酒のビニールパックが入った容器を採用しており、ビニールパックに専用のコック(蛇口)をつければ簡単にグラスに注ぐことが可能。内部のビニールパックは注いだ量だけ収縮して内部の液体が空気に触れる面積を減らし、品質を保つことができます。段ボール箱は二重構造になっており、組み立てて高さのあるドリンクサーバーにできるほか、飲み切ったら段ボールとビニールパックに分けてコンパクトに折り畳めるのも便利です。
【中山さんオススメコメント】
盛り上がる仕組みと、満足感の高い味わいがイイ!
箱を組み立てる遊び心からしてナイス。たっぷり入っていますし、ウォータージャグのようにコックを回して注げるパッケージは、アウトドアで盛り上がること間違いないでしょう。味わいはピューレのようなにごりがあって、お店で搾るレモンサワーのような満足感。レモンのフレッシュな酸味とやさしい甘みに加え、ほのかなビター感とハーバルなニュアンスも。独自のおいしさになっているのがイイですね!
その2 チョコレート専門店と芋焼酎の蔵がコラボした意欲作
薩?摩酒造
SS.L_04 (エスエスエル ゼロヨン)
6050円(税込)
芋焼酎「さつま白波」で知られる薩?摩酒造が、実験的な新ブランド「Satsuma Shuzo. Labo(SS.L)」から発売するカカオ焼酎。カカオ豆からチョコレートまでを自社で一貫製造するチョコレート専門店「ショコラティエ パレ ド オール」とコラボした製品です。トリニダード・トバゴ産の上質なカカオと「黄金千貫」というさつまいもを使い、手造り麹と100年以上受け継がれてきたかめ壺を使う伝統的な製法で醸造。蒸留後は、味や香りに影響を与えないステンレスタンクで数か月間貯蔵・熟成し、素材の風味を活かすため加水は一切行いません。
【中山さんオススメコメント】
キャンプで焚き火をしながら味わいたい!
パレ ド オールの三枝俊介シェフは、チョコレートをカカオ豆の焙煎から手掛けるビーントゥバー(一貫生産)のパイオニア。カカオの甘やかでビターなコクをほのかにまとわせつつ、さつまいもの甘みと調和させてエレガントな独自の焼酎に仕上げた匠の技が見事です。麦焼酎の「麦チョコ感」とは、これがまた違う。麹の要素か、和のニュアンスを感じられるのも素晴らしい。キャンプで焚き火しながら味わうと至福でしょう。炭酸水で割るとカカオの香りと酸味が開きます。秋冬はお湯割りにしてもよさそう。
その3 2種類のスマートチーズにバッチリ合う十勝ワイン
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所
42°55’ For Smart Cheese Cheddar(上写真左)
42°55’ For Smart Cheese Parmesan(上写真右)
各2200円(税込)
明治が展開する「明治北海道十勝スマートチーズ」(以下 スマートチーズ)と北海道・帯広市が共同で進める「LOVE十勝プロジェクト」で、スマートチーズとの相性を突き詰めた十勝ワイン。本プロジェクトのために製造した十勝ワインのなかから、スマートチーズの「熟成チェダーブレンド」と「芳醇パルメザンブレンド」それぞれに合う味を厳選。濃厚なうまみの「熟成チェダーブレンド」との相性のよさを追求した「42°55’ For Smart Cheese Cheddar」と、芳醇な香りの「芳醇パルメザンブレンド」に合う「42°55’ For Smart Cheese Parmesan」の2種類を決定しました。なお、製品名の「42°55’」 は十勝地方の緯度(北緯42度55分)を表しています。
【中山さんオススメコメント】
チーズに合うからキャンプ飯やBBQで大活躍!
アウトドアで味わうチーズって格別ですよね。そのままでもいいし、炙ったり、燻ったり、溶かして肉にかけたり。その点、このワインはスマートチーズはもちろん、チーズ全般に合うので、キャンプ飯やバーベキューでも大活躍してくれるんです。しかもチェダーやパルメザンはコクやうまみが強いタイプのチーズなので、そもそもアウトドア向き。チェダーのワインのほうは渋味がやや強めで肉にもよく合い、パルメザンのワインは果実味豊かな方向性で、カレーや焼きそばなどにもマッチすると思います!