円安や原油高により、輸入に頼る小麦の価格が高騰して久しい。そこで昨年から熱視線を浴びているのが、米を使ったフードだ。ヌードル、バーガー、パン、ジェラートと様々なコメグルメを紹介する。
※この記事は「GetNavi」 2023年3.5月号に掲載された記事を再編集したものです。
1.バンズ品種を選べる個性派専門店も登場【米バーガー】
長らく「モスライスバーガー」の独壇場だったが、近年はマクドナルドが「ごはんバーガー」を限定発売。一方で専門店も登場し、福岡発の人気店「comecome-BURGER」は2022年8月に東京進出。お米バーガーは23品目とラインナップは多彩だ。
明太だし巻きOCOMEバーガー(写真一番下)
620円
博多の老舗「稚加榮」の明太子を使用。さらに同店レシピの明太子漬けだし巻き卵が調和。
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comecome-BURGER東京日本橋兜町店
所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-6-17
2.中国雲南省発祥のライスヌードル【米線(ミーシェン)】
米線とは中国雲南省発祥の、米と水だけで作られたライスヌードルのことで、プリプリもちもちの食感が特徴。2022年春には香港発の「タムジャイサムゴー」日本1号店が開業し、大行列に。「丸亀製麵」を運営する企業の傘下グループで、現在都内に3店舗展開中。
マーラー
610円〜(スープのみの価格)
6種あるスープのなかで一番人気。鮮やかなシビレと辛さ、その奥にある旨みが魅惑的だ。
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譚仔三哥(タムジャイサムゴー)新宿中央通り店
所在地:東京都新宿区新宿3-28-16 1、2F
3.街やオンラインで専門店が増加中【米粉パン】
米粉パン自体は珍しくないが、街やオンラインでは専門店が続々登場。小麦アレルギーに配慮したグルテンフリーであることもポイントで、卵やミルク不使用のヴィーガンも多い。もちもちとした食感は独自のおいしさだ。
キューブ レーズン
230円
定番人気のキューブパン。天然の白神こだま酵母と国産米粉で焼き上げられている。
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グルテンフリー田んぼのパン工房米魂(ベイコン)
所在地:東京都品川区戸越2-6-3
4.代替素材に米を使用し自然な甘みで大人気【米ジェラート】
ミルクや卵の代替に米を使い、ミルキーな味わいを表現したジェラート。「ハニーマザー」はさらに白砂糖を使わず、カロリーや糖質オフも実現している。米由来の自然な甘みや、まろやかで後口さっぱりの味も魅力だ。
お米のジェラート 4個セット
1900円
プレーン、チョコレート、抹茶、神戸いちじくなど全9種がある。ECでは4個1900円〜。
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ハニーマザー 神戸店
所在地:兵庫県神戸市東灘区御影中町4-8-8
TEL:0120-560-528
※価格は2023年1月24日時点の希望小売価格。10%消費税込み