コロナ禍による内食需要を背景に生まれたのが、一流料理人の監修のもと試作を重ね、味にこだわり抜いたシリーズ「トップバリュ プロのひと品」だ。手軽ながらレストランクオリティに仕上げられた一品をフードアナリストが味、こだわり、コスパを中心にチェックした。
こちらは「GetNavi」2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
フードアナリスト・中山秀明さん
フードトレンドに詳しく、冷凍食品の解説者としてテレビに出ることもあるライター。お酒は全ジャンルが好物だ。
火入れにもソースにもこだわったハイクオリティなグリルコンボ
リブアイ ソースハンバーグ&ハーブチキンのグリルコンボ(645円)
味:★★★★★
こだわり:★★★★
コスパ:★★★
ハンバーグとチキンのグリルコンボは、ファミリーレストランの顔的存在。ワンランク上の仕上がりに、矜持を感じます。(中山)
ハンバーグは角切りオニオンで甘みを演出し、しょうゆと日本酒による和風仕立てのソースを合わせた。ハーブチキンはパセリと香り高いスパイスにじっくりひと晩漬けこみ、オーブンで香ばしく焼き上げている。お酒とのペアリングも幅広くマッチ。
香ばしくスパイシーに仕上げたジャマイカ名物の絶品チキン
ジャークチキン&チョリソーのグリルコンボ(645円)
味:★★★★
こだわり:★★★★
コスパ:★★★
チキンはそのままでもエスニック風味でおいしいですが、トマトソースと合わせることでより濃厚な味に。お酒も進みます。(中山)
スパイスにしょうゆとレモンなどを合わせた特製ソースでマリネし、香ばしく焼き上げたジャークチキンと、ピリ辛なチョリソーとの組み合わせ。ハーブの効いたさっぱり系のトマトソースも味わい深い。