台湾のチップメーカー・TSMCにおいて、「2nm(ナノメートル)プロセス」によるチップの開発が順調に進んでいるとLiberty Times Netが報じました。この技術は2026年の「iPhone 18 Pro」に導入されると予想されています。
現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、TSMCの「3nmプロセス」で製造された「A18 Pro」チップが搭載されています。
今回の報道によれば、TSMCは2nmチップの試作で期待を上回る「歩留まり60%以上」という成果を出したとのこと。この工場では、現在の「3nm FinFETプロセス」から大幅に進歩した新しいナノシートアーキテクチャーを実装しています。
iPhone 18 Proに関しては、著名アナリストのミンチー・クオ氏も、「2nmチップと12GB RAMを搭載する」と報告していました。標準モデルの「iPhone 18」は3nmチップを搭載するそう。
プロセスの数字は小さければ小さいほど、チップの性能や電力効率はより高くなります。2nmチップは処理性能と省電力性が向上することで、AI(人工知能)などの機能によい効果をもたらすとみられています。
Source: Liberty Times Net via MacRumors