サムスンは次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」を2025年の夏頃に発表すると予想されていますが、その廉価モデルの「Galaxy Z Flip FE」が年内に登場する可能性が高まりました。
FEとは「ファンエディション(Fan Edition)」の意味であり、フラッグシップ機の一部性能を落とすことでお手ごろ価格にしたモデルを指します。昨年後半にはGalaxy Z Flip FEの噂が相次ぎ、搭載チップのリーク情報もありました。
インドメディアのSmartPrixによると、すでにGalaxy Z Flip FEはGSMAデータベース(モバイル通信の業界団体GSMAが提供するもの)に載っているとのこと。12月27日に登録され、製品名は「Galaxy Z Flip XE」、モデル番号SM-F761Bとしてリストアップされていました。
この名称に含まれる「XE」はスペルミスか、あるいは発見を避けるための対策かもしれません。あるいは、サムスンがまだ製品名を迷っている可能性もあります。
また、モデル番号の末尾にある「B」はグローバル版を意味しており、中国・韓国での限定販売だったGalaxy Z Fold SEとは違って、Galaxy Z Flip FEは全世界で購入できるようです。
その一方、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、Galaxy Z Flip FEにはGalaxy Z Flip6と同じディスプレイが使われると主張。同氏は以前に「次期Galaxy Z Flip7と同じになる」と述べていましたが、1年前のフラッグシップ並みに軌道修正されています。
もっともGalaxy Z Flip6のディスプレイも評判がよく、もっと安くなるとすれば非常にお買い得となるでしょう。さらなる情報を待ちたいところです。
Source: SmartPrix, Ross Young (X)