アップルは昨年秋に発売したiPhone 16 Pro Maxについて、バッテリー駆動時間が「iPhone史上最長」とうたっています。
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そんなiPhone 16 Pro Maxと、今年2月に発売となったサムスンの最上位フラッグシップ「Galaxy S25 Ultra」、果たしてどちらがバッテリー持ちが良いのかを比べてみたテスト結果が公開されています。
ちなみに数ヶ月前には、先代のGalaxy S24 UltraとiPhone 16 Pro Maxのバッテリー駆動時間を比べるテストが有識者やユーザーにより実施され、それぞれがトップに立つ結果が出ています。前者が勝利を収めたものもあれば、後者が約1時間長いとの結果が出るケースもありました。
さて、新たに比較テストを行ったのはYouTubeチャンネルPhoneBuffです。同チャンネルは競合するスマートフォンを様々な尺度で対決させることで知られており、上記の「iPhone 16 MaxがGalaxy S24 Ultraに勝利を収めた」テストも行っていました。
このバッテリー駆動時間テストは、実際にユーザーが使う状況を再現するために、ロボットアームを使って決められた順序でアプリを実行させます。電話やメッセージアプリ、Webブラウジング、SNSやゲーム、音楽、動画ストリーミングなど、よく使われるアプリを対象としています。さらに、長時間のスタンバイ状態も含まれており、待機時関での省電力性能も評価されています。
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テストの結果、iPhone 16 Pro Maxは28時間1分で、Galaxy S25 Ultraは27時間50分。Galaxyの駆動時間が10分ほど短く、わずかに敗北していることが分かります。ただし、かつて実施されていたGalaxy S24 Ultraのテストでは、S24 UltraはiPhone 16 Pro Maxに約1時間の差を付けられていました。このことから、iPhoneの優位は大幅に縮まっていると言えます。
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とはいえ公称スペックを確認すると、iPhone 16 Pro Maxのバッテリー容量は4685mAhであり、Galaxy S25 Ultraの5000mAhよりも小さいことは周知の事実。iPhoneの電力効率はやはり優れているようです。
Source:PhoneBuff(YouTube)
via:BGR