いまや、出先でスマートフォンを充電するのは当たり前になりました。でも、モバイルバッテリーや充電器って、正直かさばるんですよね。それに、自宅に置き忘れてしまうこともしばしば……。だったら、そのモバイルバッテリーや充電器までもiPhoneケースに内蔵してしまった衝撃の商品「EZ Charge Case Pro」を持ち歩くのはいかがでしょう？
そんなところに充電器を収納するなんて！
現在クラウドファンディングサービスの「Indiegogo」にてプロジェクトを開始している「EZ Charge Case Pro」は、ちょっと分厚めのiPhoneケースにモバイルバッテリー機能と充電器を詰め込んだ逸品です。
まず「EZ Charge Case Pro」には充電器が内蔵されているから、そのままコンセントに差し込んで充電することができます。つまり、コンセントに直接iPhoneケースをつなげられるのです……。こんな光景、いままで見たことありません！
さらに、内蔵した2000mAhのバッテリーでiPhoneを好きなときに充電できます。例えば、iPhone 7のバッテリー容量は2000mAh弱といわれていますが、「EZ Charge Case Pro」なら半分程度は十分に充電できそうです。これさえあれば、もうモバイルバッテリーや充電器を持ち歩く必要はなくなります。
しかも充電器を内蔵しながら、「EZ Charge Case」は薄型設計。本体厚の0.85インチ（約2.2cm）は他のバッテリーケースや衝撃保護ケースに比べても厚くありません。
なにやら便利そうだけど、ちゃんとした製品なのかな……と訝しむあなた、ご安心ください。「EZ Charge Case Pro」は「Made for iPhone」の認証を得ており、問題なくiPhone 6／6 Plus、iPhone 6s／6s Plus、iPhone 7／7 Plusで利用できます！（電圧関係の技術はなし）
「EZ Charge Case Pro」は現在開発資金を募集しており、2000mAhのモバイルバッテリーを内蔵したProバージョンは45ドル（約5100円）、充電器だけを内蔵した通常バージョンは25ドル（約2900円）にて予約可能。製品は2017年の3月に出荷予定となっています。
「いやいや充電器なんていらないよ」というあなたに
この「EZ Charge Case Pro」はかなり魅力的ですが、iPhoneケースとモバイルバッテリーが合体した商品ならすでに発売中です。国内で先日、超ド定番のバッテリーケース「mophie juice pack air for iPhone 7／7 Plus」が販売を開始しました。
バッテリーケースといえば「mophie」というほどのブランドに成長した同社の新製品ですが、「mophie juice pack air for iPhone 7／7 Plus」はなんとワイヤレス充電機能を追加。いちいちUSBケーブルを差し込まなくても、スタンドの上に置くだけで充電が開始されるんです。
ワイヤレス充電はmophie社の「CHARGE FORCE」規格に対応した充電器、またはQi規格のワイヤレス充電器でも可能。フル充電状態ならiPhone 7の通話時間を27時間、オーディオ再生を77時間（7 Plusモデルは通話時間を33時間、オーディオ再生を94時間）延長することができます。
さらに「CHARGE FORCE」規格は本体にマグネットを内蔵しているので、斜めのスタンドにiPhoneを吸着させることも可能！ これならLINEやメッセンジャーの通知にもすぐに気づくことができますね。
「mophie juice pack air for iPhone 7／7 Plus」は、両モデルとも1万3824円にて販売されています。スタンダードかつ高機能／高品質なバッテリーケースで攻めるか、それとも「EZ Charge Case Pro」のような変わり種で攻めるか……。今年のiPhoneケース市場も、熱く盛り上がりそうですね！