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2025/3/26 11:15

次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」、カメラが1つ減る?! ただし…

サムスンは来年のフラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」を準備中とみられていますが、その試作機は背面カメラが3つとなり、SペンにBluetooth機能が復活し、新技術によりバッテリーが5000mAhを超える大容量との噂が報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。強化と統合により、カメラ構成をスマートにまとめる意図があるのかもしれません。

 

リークアカウント@Vhsss_GodはXにて、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプは背面に3台のカメラのみを搭載していると述べています。これは、前モデルであるGalaxy S25 Ultraが4台のカメラを持っていたのに対し、1台減るという構成になります。

 

この変更に関して、望遠カメラの1つが200MPに強化されるという別のリークと一致しています。S25 Ultraでは3倍ズームと4倍ズームの2つのカメラが搭載されていましたが、S26 Ultraではその2つの役割を1つの高性能カメラで兼ねる可能性があります。

 

さらに、@Vhsss_Godはこのプロトタイプにスタック型バッテリーが搭載されているとも報告しています。この新型バッテリーはすでに5500mAhの容量を実現しており、「さらに詰め込もうとしている」とのこと。前モデルのS25 Ultraが5000mAhだったことを考えると、約10%の増加となります。

 

スタック型バッテリーとは、電極とセパレーターを何層にも積み重ねる構造を持つバッテリーで、従来の巻取り型に比べてスペース効率に優れています。限られた本体サイズでも多くのセルを収納できるため、容量を大きくしつつ、薄型化にも対応しやすいことが特徴です。

 

一方で、サムスンが「シリコンカーボンバッテリー」の採用も検討しているという報道も過去にありました。この技術は、リチウムイオン電池の負極に使われているグラファイト(黒鉛)素材をシリコンに置き換えるもので、エネルギー密度が向上し、最大7000mAhの大容量を実現できる可能性があるとされています。今回の噂話とは食い違っていますが、サムスン社内でもどちらの技術を採用するか決定されていないのかもしれません。

 

さらに@Vhsss_Godは、Galaxy S26 Ultra用Sペンの試作機にはBluetoothが搭載されていると主張しています。前モデルのS25 Ultraでは、SペンからBluetooth機能が削除され、一部ユーザーからは不満の声も上がっていました。次期モデルでBluetooth機能が復活すれば、リモートシャッターやジェスチャー操作など、従来の便利な機能が戻ってくると期待できそうです。

 

Source:@Vhsss_God(X)

via:Wccftech