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Apple
2025/4/9 18:00

アップルはiPhoneの「振動ボタン」を諦めない。将来的な搭載を計画中?

アップルが将来のiPhoneへの「触覚フィードバック付きソリッドステートボタン(振動ボタン)」の搭載を依然として計画していることが、海外リークアカウントにより報じられています。

↑アップルより。今後は「アクションボタン」のような物理ボタンを増やさず、物理的な可動部を持たないソリッドステートボタンに移行していくのかもしれません。

 

ソリッドステートボタンは物理的に上下するのではなく、振動によりボタンを押した感覚を再現するものです。かつてのiPhoneでも「ホームボタン」にソリッドステートボタンが採用され、MacBookの「トラックパッド」にも同様の仕組みが採用されています。

 

リークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhoneへのソリッドステートボタンの搭載は生産コストよりも誤動作(ミスタッチ)が最大の課題となっているとのこと。現在では「正しい反応」が完全に保証されないため、改善が必要だと指摘しているのです。

 

アップルはソリッドステートボタンの「触覚設計」を調整中で、従来の物理ボタンの感覚により近づけることを目指しています。この設計の利点としては、構造の簡素化や機械的な摩耗の削減、さらに軽いタッチと強いタッチの違いが認識でき、異なる操作が可能になることがあげられます。

 

ソリッドステートボタンは今年の「iPhone 17」シリーズには搭載されないものの、将来的に採用される可能性があるそうです。ブルッと震えてタッチを再現するソリッドステートボタン、未来のiPhoneへの採用を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors