アップルが将来のiPhoneへの「触覚フィードバック付きソリッドステートボタン(振動ボタン)」の搭載を依然として計画していることが、海外リークアカウントにより報じられています。

ソリッドステートボタンは物理的に上下するのではなく、振動によりボタンを押した感覚を再現するものです。かつてのiPhoneでも「ホームボタン」にソリッドステートボタンが採用され、MacBookの「トラックパッド」にも同様の仕組みが採用されています。
リークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhoneへのソリッドステートボタンの搭載は生産コストよりも誤動作(ミスタッチ)が最大の課題となっているとのこと。現在では「正しい反応」が完全に保証されないため、改善が必要だと指摘しているのです。
アップルはソリッドステートボタンの「触覚設計」を調整中で、従来の物理ボタンの感覚により近づけることを目指しています。この設計の利点としては、構造の簡素化や機械的な摩耗の削減、さらに軽いタッチと強いタッチの違いが認識でき、異なる操作が可能になることがあげられます。
ソリッドステートボタンは今年の「iPhone 17」シリーズには搭載されないものの、将来的に採用される可能性があるそうです。ブルッと震えてタッチを再現するソリッドステートボタン、未来のiPhoneへの採用を楽しみにしたいものです。
Source: MacRumors