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Apple
2025/5/4 8:00

20周年iPhoneは「高価になっても中国で製造」か。理由は…

2027年に登場する「20周年iPhone(iPhone 19)」は設計が複雑なので中国で製造される可能性が高いと、ブルームバーグが報じています。

↑picsmart/Adobe Stockより。果たしてどのような製品が出てくるのでしょうか。

 

以前の噂では、20周年iPhoneは「ガラス素材をより広範囲に採用した新しいデザインになる」と報じられていました。さらにその後の報道では、前面カメラや顔認証機能「Face ID」を画面下へと埋め込んだ「真の全画面デザイン」が実現するとも指摘しています。

 

今回の報道によれば、20周年iPhoneは非常に複雑な設計であり、新しい部品や製造技術が必要になるとのこと。そして、それらはアップルが長年築き上げてきた中国の製造拠点が最も適していると指摘しているのです。中国の工場は高度なエンジニアリング課題に対応できる、十分な経験とインフラを備えているとされています。

 

なおアップルは、2026年末までに米国向けのiPhoneをすべてインドで組み立てる計画だと、Financial Timesが報じました。これは米中間の貿易摩擦や、トランプ政権による新たな関税措置に対応するものです。しかしブルームバーグによれば、20周年iPhoneがインドで製造される可能性は低いとしています。アップルはこれまでも、大きく新設計された製品を中国で常に製造してきました。

 

20周年のiPhoneがどのような姿で登場するのかは楽しみですが、一方で中国で製造されることにより、どれだけ関税の影響を受けることになるのかが気になるところです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors