Googleから登場した新スマホ「Pixel 9a」は、iPhone 16eのライバルとなるのか? 専門家が使い倒してリアルにレビュー。今読んでも遅くない、むしろ今だからこそ押さえておきたい情報をお届けする。
【私が試しました!】
モバイルライター・井上 晃
スマートフォンやタブレット、スマートウオッチを軸に新製品やサービスを取材。雑誌やウェブメディアに寄稿する。
AIスマホの乱世を勝ち抜くコスパモデルNo.1候補はコレ!
Google
Google Pixel 9a
7万9900円~(Google ストア販売価格)
「Pixel A」シリーズの新モデル。6.3インチで、昨年夏発売の「Pixel 9」同様Tensor G4チップを搭載する。フラットなデザインに刷新されたほか、IP68の防水防じん性能など、耐久性も兼ね備えた。Googleストアのほか、NTTドコモ、au、ソフトバンクでも販売される。


充実したAI機能の楽しさと、長く使える安心性を両立
Pixelの廉価モデルである「Aシリーズ」は、昨年発売されたPixel 8aからOSアップデートが7年間に延長されたことで、一括購入からの長期使用もしやすい端末となった。そんななか、今年4月16日に発売された最新モデル「Pixel 9a」は、デザインがガラッと変わり、老若男女が親しみやすいフラットな雰囲気に刷新されている。間違いなく、今年のミッドレンジ市場の主力端末となるだろう。
背面には4800万画素のメインカメラと1300万画素の超広角カメラを搭載。Aシリーズ初のマクロフォーカスに対応したほか、撮影者を交換して集合写真を合成できる「一緒に写る」機能など、AIを使った実用的な撮影機能も充実を図ってきた。
【イチオシPOINT】カメラ周りがスッキリして保護ケースも選びやすそう
「なんといっても、Pixel 9aでは従来のPixel Aシリーズや上位モデルでお馴染みだった“カメラバー”がなくなっています。デザインが洗練されたので、保護ケース選びもより楽しくなりそう。デザインの好みでPixelを避けていた人は再注目してほしいですね」(井上)
