デジタル
2025/6/12 19:30

99%以上の家庭用電化製品を稼働できる大容量・高出力のポータブル電源「DJI Power 2000」

DJI JAPANは、2700Wの高出力で家庭用電化製品の稼働も可能な大容量ポータブル電源「DJI Power 2000」を2025年6月10日に発売しました。実売価格は15万1800円(税込)。

ポータブル電源「DJI Power 2000」

 

記事のポイント

大容量・高出力なので、家庭の停電時のバックアップや災害時の緊急電源として、またアウトドアやキャンプなどの屋外用電源としても使えます。急速充電に対応しており、AC充電ならわずか85分で80%まで充電できる点も魅力。

 

「DJI Power 2000」は、2048Whの容量をコンパクトな32.6リットルのコンパクトボディに収めたポータブル電源。携帯性に優れているので、車などにも簡単に収納でき、家庭内でも目立たずに保管可能です。前面にポート・操作ボタン・ディスプレイを集約したデザインにより、操作性と収納効率の両立を実現。最大10台の2048Wh Power Expansion Battery 2000を接続することで、容量を22528Whに拡張できるため、家庭の電源バックアップや屋外での電源供給に最適です。

 

完全放電まで2700Wの出力を安定して維持し、電子レンジや冷蔵庫、照明など、家庭用電化製品の99%以上を稼働させることが可能。また、4つのAC出力ポート、4つのUSB-Cポート、4つのUSB-Aポートを備えており、家庭環境はもちろん、屋外、移動中、さらには撮影現場でも、複数のスマートフォン、タブレット、高出力機器を同時にスムーズに充電することができます。

 

ACコンセント充電のほか、太陽光充電や車内充電、ACとDCを併用したインテリジェントハイブリッド充電などに対応しており、外出先でも自宅でも最適な方法を選ぶことが可能です。AC充電の場合、0%から80%まではわずか85分、フル充電までは114分で完了します。標準充電モードでは、ほとんどの家庭用冷蔵庫よりも静かであり、発生する音は30dB未満です。

 

無停電電源装置(UPS)モードも備えており、突発的な停電時にも継続的な電力供給を実現し、ユーザーに安心感を提供します。リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーは、4000回のサイクル後でも80%の容量を維持する長寿命を誇ります。これは1日1回のフル充電サイクルで、約10年間の使用に相当します。

 

スマートなバッテリー管理システム(BMS)を搭載しており、26個の温度センサーが常に放熱を監視し45度の高温下でも正常に動作します。さらに、21個のヒューズが各モジュールの回路を保護します。電力使用が安全閾値を超えると、電源供給および充電の保護機構が自動で作動します。

 

BMSは、バッテリー保護を強化するために新しいサブナノコーティングを採用しています。インバーターを保護するために新たにポッティング保護加工を採用しており、雨、結露、塩水噴霧といった環境下でも安全に動作します。これにより、海辺でのキャンプや高地でのドライブ中でも安心して使用できます。

 

新しいDJI Homeアプリを使えば、AC出力のオン/オフをリモートで切り替えたり、パラメーターを調整したり、リアルタイムで電力状況を監視したりすることができます。ポータブル電源本体に加えて、Expansion Battery 2000や1/1.8 kW超急速充電器のパラメーターの表示・調整も可能です。

 

DJI
ポータブル電源「DJI Power 2000」
発売日:2025年6月10日発売
実売価格:15万1800円(税込)