アップルが今後リリースするヘッドセット製品のロードマップ予測を、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

まず2025年には、「M5」チップを搭載したMRヘッドセット「Apple Vision Pro」が登場します。これは、現行のApple Vision Proからチップを変更する以外の違いはないようです。また、2026年には新製品は発売されません。
そして2027年には、サングラス型のスマートグラス「Apple Smart Glasses(仮称)」が登場します。これはディスプレイを搭載せず、音声コントロールとジェスチャー認識が可能で、オーディオ再生、写真・ビデオ撮影、そしてAIを活用した環境認識が可能です。また、複数のフレームとテンプル(つる)でカスタマイズができます。
さらに2027年には、大幅に軽量化され全く新しいデザインを採用した「Apple Vision Air」が登場します。本体にはガラスの代わりにプラスチックとマグネシウム合金を採用し、センサーの数も減らされることで、大幅な低価格化を実現します。
2028年にはまったく新しいデザインの「第2世代Apple Vision Pro」が登場。重量を大幅に削減し、パワフルな新プロセッサを搭載します。さらに、ディスプレイを搭載したスマートグラス「Apple XR Glasses(仮称)」も登場。こちらは、音声コントロールとジェスチャー認識が可能です。
2029年以降には、「第2世代Apple XR Glasses」が登場。また現在は開発が中断されていますが、iPhoneやMacから有線接続でコンテンツを表示する全く新しい種類のデバイス(VRヘッドセット?)も開発されているようです。
これらの報告が正しければ、アップルは今後ウェアラブル製品を次々と市場に投入することになります。いよいよ本当の「VR元年」が近づいているのか、今後もアップルから目が離せません。
Source: MacRumors