老後破産や孤独死のようなニュースが報道されると、他人事とは思えず、無性に不安を覚えますよね。しかし、いまは優秀なロボットが次々に登場。最先端テクノロジーが、私たちの将来を明るく照らしてくれるかもしれません。そこで本稿では、家庭に一台あれば安心できるロボットたちをご紹介します。
【その1】夢の人型ロボット「Alpha 2」
UBTech社の「Alpha 2」は、日々の生活を家族の一員としてサポートしてくれる人型ロボット。クリクリの目とキュートなデザインが魅力的なだけではなく、かなりの実力派。
薬の飲み忘れを教えてくれたり、音楽を再生しながらヨガやダンスで家族の健康をサポートしたり、お子さんの話し相手になってくれたり、かなり多機能なロボットなのです。
また、リモートで鍵などのスマート家電を操作可能でWi-Fi接続でアラームをセットし、リモートセキュリティーモニターとしても使用可能。まるで、家族が新たに加わったかのような振る舞いをしてくれるロボットです。すでに手に入れたユーザーは、「人間の生活を完全にサポートできている!」と賞賛の声を上げています。
海外のロボットですが、国内のECサイト「RAKUNEW」で現在、予約受付中。気になるお値段は31万2690円とかなり高額です。しかし、海外メディアの反応を見る限りでは期待する声が多く、生活の一部にロボットが家族として加われば、私たちの未来が明るいことは間違いありません。
【その2】人工知能搭載ロボット「Hub Robot」
LG Electronics社からは、「Hub Robot」というロボットが登場中。自宅一人で手が回らないタスクってありませんか? この「Hub Robot」は、スマート家電と連携し、エアコンを切って欲しい、洗濯機を回してほしいなどを指示すると、音声を認識し頼んだタスクをこなしてくれる、夢みたいなロボットなのです。
ほかにも、人間からの指示だけではなく、温度が低くなったと認識した場合にエアコンの温度を上げるように知らせてくれたり、料理の間にレシピを読み上げたり、好みの映像を流してくれたり……。
個人秘書のような「Hub Robot」さえいれば、誰かがそばにいなくても生きていけそうな気がします。
今後は、韓国の仁川(インチョン)空港にも登場予定で、4か国語で自分のフライトの搭乗時刻やゲートを知らせてくれ、現地の天気案内までこなす予定です。
まだ価格などの詳細は正式公表されていませんが、アメリカはもちろん、カナダやスペインのメディアでも期待の声が多いため、先進国での購入は期待できそうです。
【その3】GIFアニメによる対話ロボット「PEEQO」
ほかには、人間が話しかけると起きあがり、会話中の質問の回答をGIFアニメで表現してくれるロボット「PEEQO」もあります。こちらは、デスクワークが多い人用に開発されたロボット。回答をGIFで表現するところが、いままでにない斬新なアイデアですよね。
非常にユニークで、人間とおしゃべりしていて、自分が聞かれた質問が分からない場合、少しふざけたGIFアニメで回答してくれます。
人間は笑顔でいると体温が上昇し健康でいられるといわれていますが、一人暮らしのご家族や大家族に笑顔を提供し、健康的に生活が送れることは間違いなさそうです。
そして、Pixarムービーに出てきそうなキュートな見た目もポイント。今後、開発者がスペックやハードなどのすべての情報を公開する予定。近い将来、自分用のオリジナルPEEQOが作れるようになるかもしれません。
国内でロボットといえば、まだルンバのようなお掃除ロボットなどしか普及していません。しかし、数年後には一家に一台ロボットがいて、孤独や不便を感じることなく日々を過ごせるようになりそうです。