これさえあればスマホで天体撮影もOKになっちゃうかも?
こちらの「SMAPZOOM(スナップズーム)」は、スマートフォンに望遠鏡や双眼鏡を取り付けるためのアタッチメントガジェットです。仕組みはいたって簡単で、双眼鏡にSMAPZOOMを取り付け、反対側にスマートフォンを挟むだけ。
光学機器の接眼面にカメラを固定し、目で覗く代わりにカメラで撮影をおこなうというわけです。このほかに電子機器やバッテリーは一切不要。
これで、スマートフォンでは撮影が難しかった遠くの景色を双眼鏡や天体望遠鏡写真や動画で撮影可能です。
固定できるスマートフォンのサイズは幅93mm、厚さ23mm以内。
光学機器は、レンズの直径が30~55mm以内の双眼鏡、単眼鏡、天体望遠鏡、顕微鏡、ルーペに対応。なお、双眼鏡の接眼部分の高さが24mm以下の場合は、片側のレンズだけ取り付けて使用します。
「あったらいいな」が形になったシンプルなガジェット
「スマホでも遠くのものが撮りたいから、物理的に双眼鏡をくっつけちゃおう!」という直球すぎるガジェット・SMAPZOOMは、ハワイ在住のサーファーがクラウドファウンディングサービスで資金を集め開発にこぎつけたもの。
日常の「こんなものがあったらいいのにな」というふとした思いから生まれる、クラウドファウンディングらしいアイテムですね。
その開発背景と、実際に使用している様子を収めたムービーも公開されています。取り付けはほぼワンタッチで、スムーズに使えそうです。
これまでは日本での正式発売はされていなかったのですが、このたび日本国内でも店頭販売がスタート。行楽シーズンや、冬の天体観測/撮影に手軽に持ち歩けるアイテムになりそうです。価格は1万3500円。
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