Amazonが開発、販売しているFireタブレットは、独自OSの「Fire OS」を採用しています。操作方法などはAndroid OSに似ているのですが、一般的なタブレットとどこが違うのでしょうか? ○と△な点を調べてみました。
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Fire HD 8
16GB:1万2980円 32GB:1万5980円
8インチHDディスプレイ(1280×800・189ppi)を採用。前世代機よりRAMを50%増強し、滑らかで素早いレスポンスで動画やゲームなどが楽しめます。1回の充電で最大12時間使用できるスタミナも魅力です。
ステレオスピーカーを装備し、音響技術Dolby Atmosにも対応。臨場感のある音を再生可能です。
本体側面にmicroSDカードスロットを搭載。動画やKindle本などのコンテンツを大量に持ち運べます。
【ココが○】7インチで8980円! とにかくコスパが高い
Fireタブレットは、7インチモデル8980円~と、一般的なタブレットと比較して安価。しかし、クアッドコアCPUを搭載するなどスペックは申し分なく、コストパフォーマンスは非常に高くなっています。
【ココが○】プライム会員特典に対応しKindleの対象本を毎月1冊無料で読める
プライム会員になると、対象のKindle本(電子書籍)を毎月1冊無料で読めるKindleオーナーライブラリーという特典を利用できます。Fireタブレットは対応端末です。著名なビジネス本も対象。スマホアプリなどは非対応なので、Fireタブレットで読みましょう。
【ココが△】アプリの入手はGooglePlayは使えずAmazonのストアのみ
アプリは、GooglePlayは利用できず、Amazonのストアから入手します。Fireタブレット購入前でもAmazonのウェブサイトの「Androidアプリ」でラインナップを確認可能です。なお、Facebookなどは利用できますが、現状LINEは不可。GPSを利用するポケモンGOも未対応です。
【ココが△】GPSや電子コンパスは非搭載で一部アプリは非対応
GPSや電子コンパスを非搭載のため、これらを利用するアプリは非対応というケースが多数。一部のナビアプリは、Wi-Fi接続した機器から位置情報を取得して利用可能です。NAVITIMEは音声案内やARナビゲージョンに非対応など、機能に一部制限があります。
【結論】プライムの各種サービスを満喫する人には最適
Fire OSは、画面下に「戻る/ホーム/メニュー」ボタンが表示されるなど、Android OSに似ています。ただ、アプリは左上の表のように未対応の場合があるので、必ず使いたいアプリがある人は、事前にストアで確認を。
セルラーモデルはなく、ネットへのアクセスはWi-Fi経由となります。外出先ではダウンロードしたコンテンツをオフラインで再生する用途に向いています。また、プライム・ビデオやキンドルオーナーライブラリーに対応しており、プライム会員の人で特典をフル活用したい人向けのデバイスといえるでしょう。