今秋にリリースされる予定の「iOS 11」では、32bitアプリのサポートが打ち切られます。アップルは2013年発売の「iPhone 5s」から、アプリの64ビット化を進めており、今秋の新iPhone発売のタイミングで“古いアプリ”である、32bitアプリをApp Storeから一掃する計画です。
そこで確認しておきたいのが、「いま使っているiPhoneに32bitアプリがインストールされているか?」です。今回は、手持ちのiPhoneに32bitアプリがあるかどうかを確認する方法をご紹介しましょう。
「設定」の「App」に表示されるアプリは動かなくなる!
32bitアプリの有無は「設定」で確認できます。「設定」を開いて、「一般」→「情報」→「App」の順にタップしましょう。「App」画面にアプリが表示される場合、開発者がアプリをアップデートしない限り、iOS 11では動作しなくなります。
OSのアップデートをしなければ使い続けることはできますが、アプリを使い続けるためだけにアップデートをしないのは、セキュリティの観点からあまり望ましくありません。執筆時点ではiOS 11の正式なリリース日は未定ですが、愛用しているアプリが急に使えなくなった! と慌てずに済むよう代替アプリを探すなどの対策を考えておきましょう。