【ガジェットジャンル05】ICレコーダー
会議を録音して議事録に起こしたり、商談の内容を記録したりするときに活躍するICレコーダー。文字起こしのしやすさにも着目したいです。
【比較製品01】「声だけ再生」機能で文字起こしがスムーズ!
オリンパス
Voice-Trek DM-750
実売価格1万4000円
音声部分だけを抽出する「声だけ再生機能」を装備。会議や講演などの文字起こしが素早く行えます。語学学習向けには、お手本の音声のあとに無音時間を作る「シャドーイング」再生機能も。
↑本体はシンプルな縦長の定番デザイン。写真のシルバーのほかブラックも用意されています
【採点】
文字起こしのしやすさ:5
「文字起こしモード」を搭載。3秒戻って再生する機能や、会話のない部分の3.5倍速再生、声の大きさの調整機能など充実しています。
バッテリー持ち:5
録音/スピーカー再生時間は、付属充電池使用時でともに11時間。アルカリ乾電池ならより長くなり、電池切れの心配が少ないのが特徴です。
充電時間/急速充電対応:4
パソコンなどのUSB端子から充電可能。フル充電まで約3時間かかりますが、単4形乾電池も使えるので、万が一の際も乾電池でしのげます。
【比較製品02】スマホからの遠隔操作も可能な小型レコーダー
ソニー
ICD-TX800
実売価格1万8500円
リモコンやスマホによる遠隔操作が可能で、会議や打ち合わせ時、相手にレコーダーを意識させずに録音が可能。「会議」「講演」「ボイスメモ」など、シーンに合わせて感度などを自動設定してくれます。
↑本体とは別にリモコンが付属する。録音開始や停止、再生などの操作はここからも行えます
【採点】
文字起こしのしやすさ:4.5
任意のポイントにマークをつける機能が秀逸。録音時に重要なポイントをマークしておくと、再生時にすばやく頭出しできて便利です。
バッテリー持ち:4
マイク録音時は約12〜15時間、再生も約10〜12時間(MP3)と長めです。ただし、スマホ連携時の録音は約6時間と短くなるのがやや残念です。
充電時間/急速充電対応:5
約3分充電すると約1時間録音できるので、急な会議などではありがたいです。USB経由でPCやモバイルバッテリーからでも充電が可能です。
【比較製品03】周囲の雑音を自動で低減してクリアに録音できる
パナソニック
RR-XS470
実売価格9230円
正面からの音を強調し、ノイズキャンセルでエアコンなどの雑音を低減する「センター強調クリアズーム録音」機能を装備。講義や1対1の会話など、特定方向からの録音で威力を発揮します。
↑録音や停止、再生といった各ボタンを日本語表記。不慣れでも必要な操作を迷わずに行えます
【採点】
文字起こしのしやすさ:3.5
文字起こしに特化したモードがあるわけではありませんが、聴きたい方向の音を強調する機能や、複数の声の音量を合わせる機能が活用できます。
バッテリー持ち:3.5
録音時は約11.5〜15時間と比較的長いので集中的に録音を行う場合も安心、ただし、再生時は約6〜7.5時間と短めなのが惜しいです。
充電時間/急速充電対応:4.5
フル充電までは約2時間とまずまず。別売の充電池や市販の単4形アルカリ乾電池も使えるので、用意しておけば急な利用時にも安心です。