おじさんのセルフィも許されそうなアプリ「Olli」とは
筆者も先日、海外へ旅行に出かけた時にiPhone XRの魅力をあらためて実感しました。出発の日の飛行機は夜の便だったので、当日はゆっくりと家を出たところ、電車のスケジュールが乱れていたため空港にはギリギリのタイミングで到着。途中下車してのんびりと食事をするつもりだったのですが叶わず。いつもはあまり利用しない空港の食事処を「マップ」アプリで調べると、空港のレストランやカフェの情報が「食べログ」のユーザーレビューと一緒にチェックできて、とても役に立ちました。
秋に発売された最新のiPhoneには、メインチップのA12 BionicにAI機能を司るニューラルエンジンが搭載されています。その強力なパフォーマンスはカメラによる静止画・動画撮影にも余すところなく活きています。例えばiPhone XRの場合は機械学習したデータをベースに、被写体の人物の輪郭と背景を自動的に切り分けながら記録することによって、シングルレンズのカメラユニットで“ボケ味”を付けた高精細なポートレート写真が撮れます。旅行先で出会った美しい風景、クリスマスイルミネーションで賑わう街を思い出に残したい時などに最適です。
セルフィはなんとなく苦手という方も、思い出をひと味違ったアーティスティックな雰囲気で残せるのなら試してみたくなりませんか。筆者がオススメしたい「Olli by Tinrocket」は“デッサン風”のセルフィショットが記録できるカメラアプリです。プリセットされているスタイルからお気に入りのフィルターを選んで、アート風の写真や動画が撮れます。
高精細な自分の写真を残したり、人に見せるのはなんとなく気後れしてしまうけれど、Olliアプリを使えば旅の思い出を絵ハガキ風に記録ができて、送った友達にも笑って許してもらえそうです。本気のセルフィはきちんと撮影しておいて、人にネタとして見せたい写真をOlliアプリで“後から”加工してつくることもできます。
iPhone XRで、ハワイの夕焼けも見た目のままキレイに撮れた
ハワイの海に溶け合う夕焼けの自然な色合いと階調感を、iPhone XRのカメラは目で見たままのリアルな写真に記録してくれました。
iPhoneのカメラに搭載された「スマートHDR」は、ワンショットで異なる露出のデータを記録して、良い部分を1枚の写真として自動的に賢く合成する機能です。12月なのに明るく強い日差しに照らされるハワイの自然も明部を飛ばさず、暗部も黒つぶれせずに被写体の情報をしっかりと捉えた立体的な写真が簡単に残せます。設定から「カメラ」アプリのメニューを開いて、「スマートHDR」をオンにしておきましょう。
動画撮影もステレオ音声の記録ができるようになりました。こちらも「カメラ」アプリの設定から「ステレオ音声を録音」にチェックをいれておくだけで、旅の情景が生き生きと蘇ってくる音声付きのムービーが撮れます。iPhone XRがあれば一生に一度の旅の思い出を撮り損じる不安からも解放されるはずです。