デジタル
2019/5/23 15:00

フレグランスや虫よけにもなる電球って!? 機能拡張型IoTデバイス「stak」とは

見たことのない”ミライ”の商品が集まるIoTショールーム「+Style(プラススタイル)」。機能を拡充できるスマート電球「stak(スタック)」が発売。これは、今部屋に付いている電球と差し替えるだけで、お部屋が“スマートルーム”へと早変わりするIoTデバイスです。「stak本体・照明モジュールセット」は1万円(税込)、「stak本体・照明モジュールセット・リモコンモジュールセット」は1万2700円(税込)となります。

 

まずstak最大の魅力は、様々なモジュール(機能)を好きに選べて付け替えられること。照明モジュールは、差し替えた電球の代わりになるLED。リモコンモジュールは、エアコンやテレビ用のリモコンの代わりになります。各種モジュールは4つのマグネットを内蔵しており、誰でも取り外しができる構造となっています。

 

↑電気やエアコンの切り忘れも心配ありません。帰宅する際には、あらかじめエアコンの電源をつけて家に着く頃には快適な温度に設定可能

 

stak本体はWi-Fiを内蔵しており、リモコンモジュール、照明モジュールと組み合わせて、点灯/消灯などといった様々な操作を、スマートフォンのアプリから操作が可能になります。赤外線通信でON/OFFや設定をしていた通常のリモコンは不要となり、大きさのバラバラなリモコンがアプリ1つにまとめられるのです。そして、今まで使用していたリモコンにはなかった機能も追加されます。例えば「遠隔操作機能」では外出先からでもエアコンのON/OFFが可能。ほかの機能として、「タイマー設定機能」で照明の点灯と同時にアラーム音を鳴らすこともできます。

 

↑「消し忘れ防止機能」ではスマホのGPSと連動し、設定した自宅からの距離を越えるとテレビやエアコンの電源を自動的にOFFにしてくれます

 

また、ほかにもBluetooth内蔵でスマホなどと接続し、天井から音楽やラジオを再生する「スピーカー」。アロマの香りを部屋中に拡散する「フレグランス」や、外出先から家の中を見守る「カメラ」、照度・温度・湿度・ガスセンサーを内蔵する「センサー」、害虫を遠ざける「虫よけ」といったモジュールを今後開発予定です。様々な機能を持ったモジュールの中から、欲しい機能を持ったモジュールだけを選んで使うことができます。「機能拡張型IoTデバイス」と称し、stakは日々進化していきます。