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2019/6/28 18:00

ThinkPadの新型「X1 Carbon」と「X1 Yoga」 は軽くて薄い ! 外仕事の心配事もナッシング!!

ThinkPad X1シリーズに新型2機種が登場

レノボからThinkPad X1シリーズの2019年モデル、「ThinkPad X1 Carbon(エックスワン・カーボン)」価格23万3000円(税別)や、「ThinkPad X1 Yoga(エックスワン・ヨガ)」価格24万6000円(税別)が発表されました。

↑ThinkPad X1 Carbon

 

今回発表されたThinkPad X1シリーズは、13型サイズの筐体に14型ディスプレイを搭載し、さらに前世代より筐体が薄くなりました。ノートPCでも快適にオンライン会議が行えるよう、ディスプレイ上部のべゼル部分に4つの360度全方位マイクを搭載し、4メートル先の音声もクリアに集音。スピーカーはキーボード面にツイーター、筐体底面にウーハーをそれぞれ2つ配置。Dolby Atmosのスピーカーシステムを採用し、臨場感のあるサウンドが出ます。

 

オンライン会議において、より打合わせがしやすくなるよう、聴こえやすい音声を届けられるよう強化。その他、セキュリティ面ではディスプレイの「のぞき見」を防止するThinkPad Privacy Guardの搭載モデルも選択可能。また、IRカメラにも対応した開閉式のカメラバーThinkShutterが標準搭載しています。

 

X1 Carbonは、わずか14.95mmの薄さで、1.09kgのスリムで軽量なボディを採用。高い品質も担保していて、粉塵、高温、低温、水、湿気、カビなど悪状況でのテストにクリアし、すぐれた耐久力を発揮します。カーボン柄の天板を採用した4Kディスプレイモデルも選べます。

 

一方のX1 Yogaは、タブレットモードやテントモードなど天面を回転させることで、作業、プレゼンテーション、コミュニケーション、閲覧のそれぞれに適した使い分けができます。充電式タッチペンの ThinkPad Pen Proで、メモを取ったり、ドキュメントに署名したり、スケッチしたりできます。

↑べゼルにマイク×4。上向き配置により360°全方向、感度も前モデルより2倍以上に

 

↑写真はX1 Yoga。4スピーカーにより立体的で臨場感のあるサウンドを実現。上向きに配置したツイーターでシャープな高音を響かせます

 

↑パソコン底面にウーハー専用アンプを採用することで、低域の再現力を引き出しています。振動からくるブレを抑える素材を筐体には使用

 

↑見られたくない内容を表示している時に、ディスプレイを隠してくれる、のぞき見防止ソリューション機能。一定の角度からは見えなくなる視野角調整が可能。ボタンのワンタッチでディスプレイが暗くなります

 

↑ThinkShutterは、カメラのレンズを隠す物理的なカバー。遠隔ハックやカメラの消し忘れで社内の様子を映される危険を防ぎます。Webカメラの利便性とセキュリティを両立。※モデルによって異なります

 

↑ThinkPad X1 Yogaは、回転型2in1モデル。天板を回転させることができます

 

■ThinkPad X1 Carbon
SPEC●ディスプレイ:14.0型●CPU:Intel Core i7プロセッサー/Intel Core i5プロセッサー●解像度:3840×2160(14.0型 HDR 4K IPS液晶)/2560×1440(14.0型 WQHD IPS液晶)/1920×1080(14.0型 FHD IPS液晶)●メモリ:最大16GB●ストレージ:最大2TB SSD●バッテリー持続時間:最大約18.9時間●端子:USB Type-C 3.1×2、USB3.1×2、HDMI、マイクロフォン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、イーサネット拡張コネクター2●サイズ/質量:W323×H14.95×D217mm/1.09kg~

■ThinkPad X1 Yoga
SPEC●ディスプレイ:14.0型●CPU:Intel Core i7プロセッサー/Intel Core i5プロセッサー●解像度:3840×2160(14.0型 HDR 4K IPS液晶)/2560×1440(14.0型 WQHD IPS液晶)/1920×1080(14.0型 FHD IPS液晶)●メモリ:最大16GB●ストレージ:最大2TB SSD●バッテリー持続時間:最大約19時間●端子:USB Type-C 3.1×2、USB3.1×2、HDMI、マイクロフォン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、イーサネット拡張コネクター2●サイズ/質量:W323×H15.5×D218mm/1.36kg~

 

働き方改革の推進に向けたレノボの取り組み

時代の変化とともにPCの役割が変わってきています。今回、発表されたThinkPad X1シリーズは、オンライン会議機能を追求し、働き方改革の推進をサポートする一台。オンライン会議や共同編集、ビデオプレゼンテーションなど、コラボレーションツールとしての側面が強くなっているとレノボ・ジャパンは説明します。そして、同社が推進しているのがテレワーク。そもそもテレワークとは、情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。

↑レノボ・ジャパン代表取締役社長David Bennetさん

 

その最たる事例が下の写真になります。レノボグループ4社は、2020年夏の東京オリンピックに合わせ、2020年7月23日〜8月10日までの19日間で2日の「スポーツ応援特別休暇」を実施し、期間中4連休2回、3連休1回の勤務。さらに、残る8営業日については原則として社員は全員自宅などからテレワークをする「全社一斉テレワーク」を実施することも発表。このプログラムによりレノボ関連4社勤務の約2000人が19日間オフィスに通勤しなくなると言います。

↑緑色が全社テレワーク、赤色がスポーツ応援特別休暇の印。また、2021年以降も夏休みファミリーテレワークとして定着化を検討している

 

そのテレワークに貢献する、他の2製品も紹介。14型モバイルディスプレイ「ThinkVision M14」は、ノートPCのディスプレイでは作業スペースが狭いと感じるディスプレイを広げてくれるマルチモニター。薄型、軽量、コンパクトで気軽に持ち運べて活躍してくれる製品。

↑ThinkVision M14。USB Type-Cケーブル1本で給電と画面出力を行います。ボディは4mmと薄く、重量が570gと軽量です。X1 Yogaと同等の高さにできるため、並べて使いやすいとのこと。価格は3万6000円(税別)

 

「ThinkSmart Hub 500 for Zoom Rooms」は、シンプルな操作でZoom Roomsを利用したオンライン会議が行えるオールインワン端末です。360度集音マイク、高音質なスピーカーで、オンライン会議をクリアな音声で行えます。

↑ThinkSmart Hub 500 for Zoom Rooms(写真真中)。操作用ディスプレイ、会議室用スピーカー、360度集音マイクを搭載。誰にでも使いやすい直感的でシンプルな設計となっています。8月発売予定で、商品詳細ついては後日発表

 

今後は在宅勤務、外出先、オフィス勤務と3種類の場所をまたいだ働き方が浸透していくと、ノートPCの持ち運びは必須。今回発表されたThinkPad X1シリーズは、前モデルから軽量化されて、ボディも薄くカバンに入りやすく、さらに利便性が高くなりました。時間の有効活用ができ、効率的に業務を上げれられるであろうテレワークに貢献できる1台です。フレキシブルなライフスタイル、ワークスタイルを選ぶ手段としての期待は大きいでしょう。

 

【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトにて写真は見られます。