このコーナーでは、エクセルのいまさら聞けない基本的な機能や、達人が使っている超速ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。
ショートカットキーとは、特定の操作を実行するキーのこと。マウスに持ち替えずに、キー操作だけで簡単に機能を実行できるので、覚えておけば効率よく作業を行うことが可能になります。エクセルには数多くのショートカットキーがありますが、覚えておきたいものは限られますので、しっかり身につけておきましょう。
下の図で、「+」は前のキーを押しながら後ろのキーを押すことを示します。例えば、「Ctrl + Zキー」は、Ctrlキーを押しながらZキーを押します。
絶対に知っておきたいショートカットキー10選[基本編]
1.操作を元に戻す
直前の操作を取り消して元に戻すときは、Ctrl + Zキーを押します。
2.選択したセルをコピーする
セルをコピーするときは、Ctrl + Cキーで選択したものをクリップボードに保管し、Ctrl + Vキーで貼り付けます。
3.クリップボードから貼り付ける
Ctrl + Cキーなどでクリップボードに保管したものをセルに貼り付けます。
4.表やシート全体を選択する
表全体を選択する場合は、表内のいずれかのセルを選択し、Ctrl + Aキーを押します。もう一度押すと、シート全体が選択されます。
5.太字を設定/解除する
選択したセル内の文字を太字に設定する場合は、Ctrl + Bキーを押します。もう一度押すと、太字を解除します。
6.上書き保存する
編集中のファイルを上書き保存する場合は、Ctrl + Sキーを押します。新しいファイルの場合は、「名前を付けて保存」画面で保存します。
7.セルの内容を修正する
セルの内容を修正する場合は、F2キーを押します。
ここまでは「知ってて当たり前でしょ?」という内容だと思いますが、ここからは意外に知られていないけど、使うと便利なショートカットキーを紹介。
8.「セルの書式設定」画面を表示する
セルの表示形式などを設定する「セルの書式設定」画面を表示するときは、Ctrl + 1キーを押します。
9.セルA1にアクティブセルを移動する
左上隅のセルA1にアクティブセルを移動する場合は、Ctrl + Homeキーを押します。
10.名前を付けて保存する
編集中のファイルを別名で保存する場合は、F12キーを押します。
素早く操作できるショートカットキーを使って、エクセル作業を快適に進めてみましょう。
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