先日発表された楽天モバイルの新端末や新サービスは、楽天スーパーポイントとの連携開始など盛りだくさんの内容でした。今回はその発表会の模様をまとめてレポートします。
目玉となったのは、楽天スーパーポイントで月額料金や端末代金が支払えるようになるという新サービス。従来、楽天モバイルは、月額利用料100円につき楽天スーパーポイントを1ポイント付与していましたが、たまったポイントを携帯料金の月額利用料に充当することはできませんでした。これが変更になり、月額利用料はもとより、端末購入代金にもポイントを使用可能となったのです。
楽天スーパーポイントは、楽天市場アプリで買い物をし、楽天プレミアムカードで決済し、さらに楽天モバイルを使用していれば、なんと最高7倍のポイントがゲットできるようになっています。日々の生活費や光熱費、食費、雑費など、すべて楽天市場で買ったり、楽天カードで支払うことで、あっという間にポイントがたまります。なんと楽天会員の160万人以上が毎月1350ポイント以上をゲットしているそうです。楽天モバイルのベーシックプランが税込1350円なので、ポイントを充当するだけで楽天モバイルの月額利用料が払えてしまいますね。
さらに日々の支出を楽天市場や楽天カードによる支払いに切り替えることで、もっと多くのポイントをゲットでき、3.1GBプランや5GBプランも無料にすることも可能です。
初めてでも安心のサポートも
また、初めてスマホにする人も安心できる「あんしんリモートサポート」についても詳細が発表されました。65歳以上の3人に1人がスマホの使いかたに不安を覚えているという調査結果もあり、そういったユーザーに向けて、月額500円でチャットや電話、リモート操作による設定、使い方、購入相談などのユーザーサポートを提供します。
↑あんしんリモートサポートの詳細
このほか、留守電音声を文字に変換して伝言メッセージとして表示する「スマート留守電」サービス(月額290円/税別)や、海外旅行者向けのデータ通信専用のプリペイドSIMカード、定額制音楽配信サービスの「KKBOX」との連携なども発表されました。
新端末も多彩なラインナップ
楽天モバイルの2016年夏モデルは、ライカのダブルレンズを搭載したハイエンド機「HUAWEI P9」、ミドルレンジの「HUAWEI P9 lite」、エントリーモデルの「ZTE BLADE」の3モデルに加え、国内メーカー機種の「arrows M03」、「AQUOS mini SH-M03」をラインナップしています。
新プラン「コミコミプラン」も登場。通話とデータ通信、端末代金をセットにし、割引を行うサービス。いわゆるキャリアの2年縛りに近く、安くなる代わりに最低利用期間が2年間となり、利用期間が2年未満の場合は違約金1万2000円が発生します。
新サービスや新端末で、3大キャリアにも負けない内容となった楽天モバイルの2016年夏の発表会。特に楽天スーパーポイントの連携は、楽天サービスのヘビーユーザーなら必見のものとなっています。これを機に、携帯プランの契約を見直してみるのもいいですね。
【URL】
楽天モバイル http://mobile.rakuten.co.jp/