Appleの世界開発者会議「WWDC2020」が、日本時間6月23日午前2時から開催されました。Appleの最新情報が多数発表されたこの発表会について、速報をお届けします。
この記事では、macOS X以来の大変革を行ったという、macOSの新バージョン「Big Sur」についてお伝えします。
macOS X以来となるデザインの一新
アイコンをはじめ、ウインドウ、メニューバーやツールバーなど、あらゆる箇所のデザインをアップデートした、Big Sur。透明度や色味などのデザインを見直すことで、視認性や操作性をアップさせています。また、通知音もリマスタリングしました。
大きな変化となるのが、iOSでおなじみだったコントロールセンターの搭載です。明るさやNight Shiftなどをまとめて変更できます。
ウィジェットにも改善が加えられました。情報の視認性があがったうえ、カスタマイズも可能となっています。
メッセージアプリでは、写真や動画を簡単に共有できるようになりました。ミー文字、エフェクト、よく使う相手をピン固定し、すぐに呼び出せるので便利です。
iOS 14で進化したマップアプリは、macOS版でもアップデートが加えられています。iOS 14で搭載される新機能に対応するうえ、お気に入りに登録したスポットの場所をワンクリックで表示できます。また、他ユーザーの目的地到着時間をチェックできる機能が追加され、これまでにない利便性を獲得しました。
進化したSafariは、Chromeを超える爆速に
macのWebブラウザである、Safariの大きな革新も発表されています。まず、Javascriptの処理速度が上がり、Chromeの50%上を行くページ表示速度を実現。
機能面では、スタートページのカスタマイズが可能になり、好みの写真を背景に設定できる機能が追加されました。
また、タブのデザインが一新され、大量のタブを展開しているときも、タブにポインタをあわせるとタブの表示内容をプレビューできるようになっています。
さらに、翻訳機能の搭載も見逃せません。主言語でないページにアクセスした場合、翻訳機能が動作し、主言語への翻訳を行ってくれます。
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