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2020/7/7 21:00

そこそこ性能でも「ある機能」で価値を発揮! 1万円台で手に入る「Fire HD 8 Plus」は暮らしに溶け込むタブレット

Amazon.co.jpが6月初旬に発売した「Fire HD 8 Plus」。1万円台で手に入るという手頃な価格の製品です。実際に使い物になるのか、どのようなシーンで便利なのかを検証しました。

↑価格は32GBモデルで1万1980円、64GBモデルで1万3980円。オプションのワイヤレス充電スタンドとカバーを組み合わせてもトータル2万円以下で購入できます

 

Fire HD 8 Plusは、AmazonのFireタブレットシリーズとしては初めてワイヤレス充電に対応しています。

↑Fire HD 8 Plus(第10世代)

 

↑充電端子はUSB Type-C形状。3.5mmイヤホンジャックも備えています

 

Showモードで「スマートディスプレイ」的に使える

Fireタブレットならではの機能が「Showモード」。Amazon Alexa対応のスマートスピーカーと同じように話しかけて操作できるというものです。天気予報や家電操作など、一部の応答は画面でも表示されます。

↑Showモード時はスマートスピーカーのように、話しかけて操作できます。ワイヤレス充電スタンドへ設置すると自動でShowモードで待機する設定も可能

 

Fire HD 8 Plusの場合、置くだけ充電に対応しているため、Showモードへの切り替えがスムーズ。使う時はちょっと取り外して、スタンドに戻したらすぐShowモードになります。筆者はダイニングの片隅に置いて、普段はスマートディスプレイとして家電の操作などに使っています。

 

筆者は食事の時にはスマホをテーブルにおいて映画を観る習慣があるのですが、Fire HD 8 Plusなら取り外して設置するのもラクラク。スマホよりも迫力のあるサウンドで再生できます。専用カバーは折り紙のように畳んでスタンドになるため、別にスタンドを用意する必要もありません。

↑Fire HD 8の専用ワイヤレス充電器(左)と専用カバー。いずれも別売です

 

↑専用カバーは表面を折り曲げて スタンドのようにも使えます

 

性能はやや不足を感じるも、動画再生などの処理には十分

最新のタブレットが2万円以下で手に入るというとお得に感じますが、性能は価格なり。 たとえば、ハイスペックなゲームを快適に遊ぶといった用途だと力不足は否めません。それでも、メモリを3GB積んでいるので、動画再生くらいの処理は満足にこなせます。

↑大きさは約202×137×9.7mm、重さは約355g。年々額縁が狭くなるスマホに比べると、やや太く、厚ぼったいようにも感じるかもしれません

 

ただし、ディスプレイはHD解像度で、昨今のハイエンドスマホと比べると明らかに見劣りする画質です。HDRなども対応していないため、高性能なスマホを持っている人には動画再生の画質には不満を感じるでしょう。

 

一方で、マンガや雑誌を読むには8インチはちょうど良いサイズ。細かい文字もちゃんと読み取れます。重さはあるため、長時間読んでいると腕の疲れが気になるかもしれません。ケース装着時は実測値で545gと、500mlペットボトル1本分よりも重くなります。

 

Fireタブレット共通の仕様ですが、アプリは「Amazon アプリストア」からダウンロードできます。Google Playには対応していないのでご注意を。Amazonプライム・ビデオは利用できますが、たとえばNetflixのようなGoogle Playにしか無いアプリはインストールできません。

 

「雑誌も読める大画面付きスマートスピーカー」と考えればアリ

処理性能があまり高くないことから、たとえば動画を快適に観たり、スマホ用のゲームを大画面で遊んだりといった用途でタブレット購入を考えているなら、Fire HD 8 Plusはあまり適していません。エンタメ用途ならアップルのiPadシリーズやファーウェイのMatePad T 8など、他の製品を検討するのをおすすめします。

↑Alexaを通じてスマート家電と連携できるのは、Fireタブレットの大きな魅力です

 

それでも、Fire HD 8 Plusを選ぶ積極的な理由は「Showモードが使える」点に尽きます。スマート家電を整備している家なら、ふだんはAlexaで家の照明や学習リモコンを操作するための画面として置いておくだけで、十分に価格の元は取れるでしょう。

 

そのついでにちょっと電子雑誌を読み、Amazonプライム・ビデオで映画も観られる。必要な時にスマホよりも大きい画面で何かを観る機器として使うなら、 Fire HD 8 Plusはうってつけの存在です。まさに「暮らしに溶け込むタブレット」と言えます。

 

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