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2020/9/10 17:00

【給付金でいま買うべきモノ】<No.10>スマートフォン

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

キャリアによる端末購入時の補助が制限されたこともあり、近年はミドルクラスのスマホが人気を集めている。ハイコスパなiPhone SEが登場したことでさらに過熱する中級機市場が狙い目だ。

 

押さえておきたい! スマートフォン最新トレンド

デュアルカメラ以上が当たり前に!

生体認証機能はもはや標準搭載

スマホの縦長化が加速し、21:9も登場

 

私がオススメします!

フリーライター

小松未都さん

家電、雑貨をこよなく愛するライター。5G時代に期待しつつ、さらにお買い得になったミドルクラスの端末を狙っている。

 

ミドルクラス機は端末ごとに得意分野が違う

キャリアによる端末購入補助が制限されたこともあり、昨今のスマホ市場はミドルクラスが人気となっている。ハイエンドでは5G端末も登場しているが、5Gエリアが整備されるのは、まだ当分先の話。2年程度で端末を買い替えるユーザーであれば、競争の激化によりコスパが向上している中級機を選ぶのもアリな選択だ。

 

3~5万円程度の中級機市場は、機種によってセールスポイントが異なっている点に注目したい。大ヒット中のiPhone SEは、プロセッサー性能が突出しており、快適な操作性を求めるならピッタリだ。Xperia 10Ⅱは、カメラやディスプレイ性能の高さが魅力。スマホで動画などをよく見る人にイチオシだ。新規参入した楽天のオリジナル端末であるRakuten Miniは、コンパクトな端末を好む人向きで、サブ機としての需要もありそう。そして、もはや定番モデルであるAQUOS sense3は、トータルバランスの高さと使いやすさがウリ。いずれの端末もコスパの高さは折り紙付きだ。

 

<その1>高性能チップ搭載の格安コンパクトモデル

CPUA13 Bionic
ディスプレイサイズ4.7インチ
メインカメラ画素1200万画素
生体認証指紋認証

 

Apple

iPhone SE

実売価格 4万9280円

iPhone 8の筐体をベースに、最新のA13 Bionicプロセッサーを搭載した4.7インチモデル。シングルカメラでありながら、ボケ味を調整できるポートレートモードに対応する。デュアルSIMスロットを備え、仕事用と個人用など、2つの電話番号を使うことも可能だ。

 

SPEC●OS:iOS 13●ROM:64/128/256GB●ディスプレイ:4.7インチ液晶●バッテリー容量:非公開●サイズ/質量:W67.3×H7.3×D138.4mm/148g

 

↑黒、白、赤のカラーバリエーションを用意。iPhone 11などと同様、ベゼル部分は黒に統一されており、ビジネスシーンで使いやすい

 

↑リアカメラはシングルレンズの広角1200万画素。iPhone 11と違って単眼なので、ズーム性能は劣るが、逆光でもキレイに撮れる

 

【いま買うべき理由】最新のiPhone11と同等のA13 Bionicをプロセッサーに搭載

「iPhone SEが搭載するプロセッサーのA13 Bionicは、最新の上位モデルと同様。前世代のA12から20%の高速化と消費電力30%の削減を実現し、高度な3Dゲームなどもサクサク快適です」(小松さん)

↑iPhoneシリーズをベンチマークソフト「Geekbench」を用いて計測。SEは11と同等で、前モデルのXSよりも高性能とわかる

 

<その2>超縦長大画面で片手操作がラクラク

CPUSnapdragon 665
ディスプレイサイズ6.0インチ
メインカメラ画素1200万画素
生体認証指紋認証

 

ソニー

Xperia 10 2

実売価格 4万1976円

21:9の有機ELディスプレイを搭載したハイスペックな中級機。縦長の画面を生かして、画面を上下に分割する独自のマルチウィンドウ機能を備える。カメラは超広角・標準・望遠のトリプルレンズ仕様で、カメラまかせで高画質に撮影できる。

 

SPEC●OS:Android 10●ROM:64GB●ディスプレイ:6インチ有機EL●バッテリー容量:約3600mAh●サイズ/質量:W69×H8.2×D157mm/151g

 

↑超広角から望遠までの3眼構成。13種類のシーン×4つのコンディションを自動で判断し、最適な設定に切り替える

 

↑ハイレゾ音源再生が可能で、3.5mmオーディオジャックも搭載。圧縮音源を高解像度に変換する「DSEE HX」にも対応

 

【いま買うべき理由】縦長画面を生かし2画面表示が可能に

「縦長の画面の上と下で別のアプリを起動してマルチに使用できます。上下の区切りは移動可能で、ミニプレーヤーで動画を流しながらウェブを閲覧するといった使い方も!」(小松さん)

↑2種類のショッピングサイトを同時に立ち上げて価格を比較したり、ニュースを見ながらトピックを検索したりと、工夫次第で使い方は広がる

 

<その3>必要な機能は備えたシンプルな超小型端末

CPUSnapdragon 439
ディスプレイサイズ3.6インチ
メインカメラ画素1600万画素
生体認証顔認証

 

楽天

Rakuten Mini

実売価格 1万8700円

わずか約79gという軽さでスーツのポケットにも難なく収まる、おサイフケータイ対応の世界最小・最軽量モデル。防塵・防滴仕様となっており、最大8台までのテザリングもサポートする。ストラップホールを備えている点も魅力だ。

 

SPEC●OS:Android 9 Pie●ROM:32GB●ディスプレイ:3.6インチ液晶●バッテリー容量:約1250mAh●サイズ/質量:W53.4×H8.6×D106.2mm/79g

 

【いま買うべき理由】すべての操作が片手で終わる究極のUI

「親指でタップするだけで完結するシンプルな独自UIを採用。スワイプなどのスマホ特有の操作も少ないため、ガラケーから移行するユーザーでも使いやすく、通話用のサブ機としても◎」(小松さん)

↑3.6インチと液晶は小さめだが、この小型筐体であれば許容できる

 

<その4>電池切れ知らずで快適&スムーズな使い心地

CPUSnapdragon 630
ディスプレイサイズ5.5インチ
メインカメラ画素1200万画素
生体認証顔認証

 

シャープ

AQUOS sense3

実売価格 3万1680円

独自の省エネIGZOディスプレイと4000mAhの大容量バッテリーを搭載することで、1週間の電池持ちを実現。省電力かつ高性能なSnapdragon 630を採用するほか、AIオートを利用可能な広角&標準の2眼カメラを備える。

 

SPEC●OS:Android 9 Pie●ROM:64GB●ディスプレイ:5.5インチ液晶●バッテリー容量:約4000mAh●サイズ/質量:W70×H8.9×D147mm/167g

 

↑画面の上部を左右になぞるだけでスクリーンショットを撮影可能。片手で気軽に撮れるため、移動中などでも使いやすい

 

【いま買うべき理由】AIまかせの撮影で、プロ並みに撮影可能

「カメラのAIオートが優秀で、被写体に向けるだけで、最適な撮影設定を自動で選択してくれます。被写体の笑顔を自動検知し、15秒のショートムービーを生成してくれる動画機能も◎」(小松さん)

↑料理なら自動で彩度を上げ、動物なら短い露光時間で撮影してくれる

 

【CHECK!】5G対応を買うならコレ!

今春にスタートした5Gに対応する端末にも注目。5Gの本格導入はまだ先だが、ひとつの端末を長く使いたい人には5G端末がオススメだ。

 

<その1>カメラメーカーならではの本格的撮影が可能

CPUSnapdragon 865
ディスプレイサイズ6.5インチ
メインカメラ画素1220万画素
生体認証指紋認証

 

ソニー

Xperia 1 II

実売価格 11万8052円

21:9の4K HDR対応6.5型有機ELディスプレイを搭載する旗艦機。フロントステレオスピーカーを備え、動画鑑賞に最適。本格的な写真撮影ができるカメラアプリ「Photography Pro」も搭載する。

 

<その2>ベゼルの存在を感じない全画面のインパクト

CPUSnapdragon 865
ディスプレイサイズ6.2インチ
メインカメラ画素6400万画素
生体認証顔認証

 

サムスン電子

Galaxy S20 5G

実売価格 9万7460円

Snapdragon 865プロセッサーや12GBメモリを搭載。画面占有率93.4%の6.2型有機ELディスプレイを備える。ワンショットで様々なカットが得られる「シングルテイク」などの機能も魅力だ。

 

 

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