アニメなどの影響もあって、じわじわ流行していたキャンプブームは、コロナ禍で火が点いた。人気のキャンプ場は早朝から入場待ち。流行語大賞では「ソロキャンプ」がトップ10入りしている。
コロナ禍におけるキャンプのメリットは、三密を避けられるレジャーだということにある。飲食店では難しい、ソーシャルディスタンスを保ちつつの会食もできる。
そしてもうひとつのメリットが、キャンプ道具は災害時の備えにもなるということ。このところ急増している大規模災害でライフラインが途絶えたような場合でも、ソーラーパネルやモバイルバッテリー、ウォーターサーバー、コンロやストーブなど、キャンプ道具が揃っていればしばらく生活できる。
2021年は、キャンプを快適にしつつ、イザというときの備えにもなるような「デジキャンプギア」にいっそう注目が集まりそうだ。今回は、テクニカルライターの湯浅顕人さんがデジキャンプギアのオススメアイテム3品を紹介する。
【解説する人】
【その1】クリーンなエネルギーを個人が持ち運ぶ時代に!
オウルテック
ソーラーパネル
価格未定(2021年春発売予定)
折りたたんで持ち運べる太陽光発電装置。USB端子(Type-A/C)でスマホやタブレット、ノートPCなどを充電できるほか、モバイル電源で標準的なアンダーソン端子も装備。最大出力100Wを備えている。
【その2】人気モデルが音質強化&アプリ進化で便利に
Soundcore by Anker
Soundcore3
5990円
最大24時間の連続再生ができ、IPX7の防水性能も備えたBluetoothスピーカー。最大16Wと大出力で、パッシブラジエーターとチタニウムドライバーによりクリアな高音と深みのある低音を実現。複数台をペアリングして同時再生も可能だ。
【その3】コンセントも備えた大容量モバイル電源
SmartTap
ポータブル電源 PowerArQ2
実売価格5万9800円
容量500Wh(11.1Vで4万5000mAh)で、AC出力も最大300Wと余裕たっぷり。多種の端子やワイヤレスでの充電が可能だ。IP21の防塵防水性能や、ソーラーパネル充電のコントロール機能(MPPT)、LEDライトも備える。
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