場所を選ばず働ける「Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング。以下ABW)」が俄かに普及しつつありますが、今やPCなど最低限の作業道具が一式揃っていれば、ある程度どこでも仕事ができるようになりました。
しかし、不安なのが電源の確保。一部のカフェやホテルなどはコンセントが用意されていますが、キャンプ場やクルマの中などは、電源の確保が難しく、ポータブル電源などを持ち込んでも、いつかは使い切ってしまいます。
それならば、電源もない“自然の中”であることを利用し、太陽エネルギーで電源を確保するのがオススメ。オウルテックから折りたたみソーラーパネル「OWL-SLP120W-BK」(税込価格3万2780円)が、5月14日に発売されます。
同製品は最大120Wの高出力ソーラーパネル充電器。同日に同時発売されるポータブル電源「PORTABLE POWER STATION」と併用することで、コンセントいらずの充電が可能。背面にはスタンドを装備しているので、太陽光が効率良く当たる最適な角度へ、簡単に調整可能です。
一般的にソーラーパネルは、スマホに給電するモバイルタイプのものは大きいもので30W、キャンピングカーのルーフに載せるタイプで200~400Wと言われており、120Wはその中間にあたります。ポータブル電源用には最大級で150W用のものもありますがが、同製品は120Wの高出力ながら3枚分割で折りたためて実用性を重視しているのが特徴。約560×55×450mmのコンパクトサイズになり、肩掛けストラップも付いているので、手軽に持ち運ぶことができます。
オウルテックの担当者によると、
「高出力に関してはセル(パネルの黒い部分)の実力なので工夫などではないですが、業界大手のサンパワー製のセルを採用しています」(オウルテック担当者/以下同)
USB Type-A×2、USB Type-C、DC(Φ5.5)、アンダーソンケーブルと多彩な出力端子を搭載。ポータブル電源のほか、スマートフォンやタブレットだけでなく、USB PD対応ノートPC、「iQOS」などの加熱式タバコ、ニンテンドースイッチなどの充電にも対応しています。
上記のように出力端子は特殊な規格ではないので、対応端子があれば他社のポータブル電源でも給電は可能。なお、アウトドアやキャンプは突然の雨やテントを濡らす夜露など気象条件に大きく左右されますが、防水・耐水対策については、
「パネル部分は多少濡れても大丈夫ですが防水性能はありません。他の機器にも共通して言えることですが、ポート部分が濡れると使えなくなります」(オウルテック担当者)
……とのことなので、使用の際は、雨や結露にくれぐれもご注意ください!
太陽の光さえあればどこでも充電でき、さらに折りたためばコンパクトで場所も取らないので、車中泊やワーケーションなどABWの“電源確保問題”を解決できるでしょう! ポータブル電源はアウトドア用途だけでなく、防災用品としても人気を集めており、緊急時の電源確保という意味でも活躍してくれそうです。
同製品もPORTABLE POWER STATION同様、「オウルテックダイレクト」各店(本店、Amazon店、楽天店、Yahoo!店、auPAYマーケット店)で予約・購入すると、通常価格より30%オフのキャンペーン中! キャンペーン期間もポータブル電源同様5月17日9時59分までとなっております。