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2021/5/18 5:50

スマホとしては異例の超大型センサー搭載! カメラ性能に振り切った「AQUOS R6」が超おもしろい

シャープは、カメラ機能を強化した5G対応のAndroidスマートフォン「AQUOS R6」を、NTTドコモおよびソフトバンクの2021年夏モデルとして発売します。

↑シャープ「AQUOS R6」(ブラック、ホワイト)

 

AQUOS R6は、独ライカカメラと共同開発したセンサーやレンズ、カメラシステムを搭載。“co-engineered with Leica”と銘打った第1弾製品として展開します。

↑国内メーカーのスマホでは初となるライカカメラ共同開発のカメラシステムを搭載

 

カメラには、一般的なスマートフォンの約5倍の大きさとなる1インチサイズのイメージセンサーと、ライカのレンズ「ズミクロン」の称号を得たF値1.9/焦点距離19mmの7枚構成レンズを採用。超大型センサーによる圧倒的な集光量で、暗い場所でも高感度、かつ広角から望遠までひずみを抑えた撮影を可能にしています。

↑レンズは7枚構成

 

さらに、カメラの土台となるセンサーやレンズなどのスペックの高さに、スマホが得意とするコンピュテーショナルフォトグラフィー(デジタル画像処理技術)を融合。デジタルズーム時にも細部の輪郭まで緻密に再現できるほか、夜景撮影時にはノイズを抑えたダイナミックレンジの広い描写が可能になるなど、昼夜、室内外を問わず、大切な瞬間をその場の“空気感”とともに残します。

 

6.6インチ/WUXGA+(1260×2730ドット)のディスプレイには、世界初となる1Hz-240Hzで駆動する有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載。表示コンテンツに応じて駆動速度を自動で切り替え、高い省エネ性能と、滑らかで残像を抑えたクリアな表示を両立します。

 

10億色の色彩階調と2000万:1の高コントラスト、業界最高レベルの2000nit(cd/m2)の高いピーク輝度などにより、HDRコンテンツを明るく臨場感のある立体的な映像で表示します。

↑高い省エネ性能と高画質を両立した有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」

 

本体前面は、フロントカメラ部分以外はほぼディスプレイという設計で、画面内に3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」を内蔵。指紋認証エリアが広いため、2本の指で同時にタッチするよう登録しておけば、従来の20倍のセキュリティ強度にすることも可能です。

↑画面内に指紋センサーを内蔵。フロントカメラによる顔認証にも対応しています

 

本体スペックは、OSがAndroid 11対応、CPUはQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platform(2.8GHz+1.8GHz オクタコア)で、RAMは12GB、内蔵ストレージは128GB。カメラは、フロントカメラが1260万画素、背面カメラが2020万画素。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/axをサポートしています。NFC・おさいふケータイにも対応しています。サイズ・質量は約162×74×9.5mm/約207g。

 

コンパクトデジタルカメラ並みの超大型イメージセンサーと、ライカ共同開発によるスマホの常識を超えたカメラスペックで、とにかく撮影が楽しくなりそうなシャープの「AQUOS R6」は、スマホのカメラ機能をよく利用する人にオススメのモデルといえそうです。

 

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