米マイクロソフトは現地時間8月31日、新しいPC向けのOS「Windows 11」を2021年10月5日から提供開始すると発表しました。同日になると、対象のWindows 10搭載PCに無償アップグレードが段階的に提供されます。また、10月5日からWindows 11がプレインストールされたPCを購入できるようになるとしています。
Windows 11は、6年ぶりに刷新されたマイクロソフトの新OS。Windows 10からデザインやサウンドを変更しています。特に、従来左下にあったスタートボタンは、タスクバーの中央に並ぶなど、使い勝手に影響が出そうな変更も明らかになっています。また、タスクバーには「Microsoft Teams」のチャットが統合されており、連絡などがしやすくなっています。
このほか、画面スペースの最適化によるマルチタスク性能の向上や、DirectX12 Ultimateサポートなどによるゲーミング機能の強化などが実現されているとのこと。
なお、Windows 11を利用するためのシステム要件は、1GHz以上で2コア以上の64ビットプロセッサー、4GBメモリー、64GB以上のストレージとなっており、この要件を満たしていないPCはアップグレードできません。