DJIは、スマートフォンでブレのない映像を撮影できるハンディスタビライザー「Osmo Mobile」を発表しました。9月1日より予約を開始し、価格は34992円。
Osmo Mobileには、同社がドローンの制御技術で培った3軸ジンバルスタビライザーと、カメラワークをスムーズにさせるSmoothTrack技術を採用。歩きながら動画を撮影しても、ブレを抑えたプロのような映像を撮ることができます。
本体とスマートフォンはBluetoothでワイヤレス接続するため、ケーブルは不要。また、専用アプリ「DJI GO」と連携し、写真や動画のライブストリーミングが可能です。撮影しながらSNSを使ってすぐにシェアすることもできます。アプリに搭載されている「アクティブトラック機能」により、ユーザーはディスプレイをタップするだけの簡単操作で、移動する被写体を自動でフレームの中に収めることもでき、被写体を追うためにカメラを動かしたり、自分が動く必要がありません。
本体のトリガーを操作することで、スマートフォンの前面のカメラと背面のカメラを切り替えたり、さまざまな撮影モードを選択できます。また、ISO、シャッタースピード、ホワイトバランスなどもスマートフォンの画面上で設定可能。
対応するスマホ機種は、幅59mm~85mmのAndroidスマートフォンまたはiPhoneで、iPhone 6、iPhone 6s Plus、Samsung Galaxy S7といった市販のほとんどの機種を使用できます。
DJIでは、4Kカメラを搭載したスタビライザー「Osmo」を販売していましたが、今回のOsmo Mobileの登場により、スマホでも映画やTVドラマのような映像を撮影することが可能になりました。お子さんやペットなど動きのある被写体を、スマホでカジュアルに、かつブレの少ない高品質な映像で撮影したい方は、ぜひチェックしてみて下さい。
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