NECパーソナルコンピュータ(NECPC)と日本電気(NEC)は、NECブランドのWindows PCに標準搭載されている「ハードディスクデータ消去ツール」が、PCのデータ消去が適正に行われたことを証明する第三者機関「データ適正消去実行証明協議会(ADEC)」の認証を取得したことを発表しました。
2020年12月に改定された、総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーガイドライン」では、「情報システム管理者は、機器を廃棄、リース返却等をする場合、機器内部の記憶装置から、全ての情報を消去の上、復元が困難な状態にする措置を講じなければならない。」と示されており、機密情報やプライバシーを守る上で、PC廃棄時にデータの確実な消去をする必要性が高まっていました。
同ツールは、そのようなユーザーの声に応えるためにNECPCが開発した独自ソフトウェアで、3段階のデータ上書き消去方法を提供。ADECの「データ消去技術ガイドブック」(第2.3版)に記載される“Clear”のレベルを満たしたことから、ADECに認証されました。
ADEC認証を取得した「ハードディスクデータ消去ツール」搭載モデルは、2018年7月以降に発表された、LAVIE N11・Direct N11・Windows 10 Sモデルを除くNEC LAVIEシリーズ(Windows PC)、NEC VersaProシリーズ、NEC Mateシリーズ。