小型PCで有名なスタートアップのGPDは、本体サイドのコントローラーの交換が可能なAndroidスマートフォン「GPD XP PLUS」のプロジェクトを公開しています。
これまでも、手のひらサイズの小型Windows PC「GPD WINシリーズ」などを展開してきたGPD。またゲームプレイにおける操作性を重視しているのも特徴で、本体にはアナログスティックや十字キーなどが搭載されています。
一方でGPD XP PLUSは、OSにAndroidを搭載したスマートフォン。プロセッサーにMediaTekの「Dimensity 1200」を採用し、LPDDR4x 4266のRAMやUFS 3.1の内蔵ストレージを搭載するなど、ゲームでの活用を想定した高性能なスペックとなっています。
スマートフォンの左側(持ち方によっては下側)には、アナログスティックと十字キー、ボタンを搭載。そして右側には、複数のモジュールタイプのコントローラーが用意されており、単純なボタンタイプから、アナログコントローラを備えた本格的なものまで、プレイするゲームの種類によってモジュールを切り替えて利用できます。また持ち運び用に、ボタン類のない薄型のモジュールも用意されています。
外部端子としてはUSB Type-Cを搭載し、Display Port 1.2による画面出力も可能。7000mAhバッテリーの充電速度は最大65Wに向上しており、4G通信やWi-Fi 6による高速な通信にも対応しています。
GPD XP PLUSのプロジェクトはクラウドファンディングサイトのIndiegogoにてプレビュー公開されており、今後に資金調達と製品化が予定されています。ゲームプレイをとことん追求したゲーミングスマートフォンとして、GPD XP PLUSは大いに注目されることになりそうです。