米グーグルは自社のスマートフォン「Pixel 6」シリーズに対し、4月のソフトウェアアップデートの配信を開始しました。
Pixel 6シリーズは2021年10月に発売されたスマートフォンで、独自開発したプロセッサ「Tensor」の搭載が特徴。これとグーグルのソフトウェアやネットサービスを組み合わせ、AI(人工知能)やML(機械学習)を活用したリアルタイム翻訳機能、画像加工機能などを提供しています。
今回のアップデートの主な修正内容としては、特定のワイヤレスアクセサリからの充電パフォーマンスの向上があります。またカメラ機能でも、特定のアプリで前面カメラによるプレビューが勝手にズームしたり、あるいはカメラプレビューにてグリーンのスクリーンが出現するという問題が修正されています。
またPixel 6だけでなく「Pixel 3a」以降のスマートフォンでも、ライブ壁紙の問題やピクチャーインピクチャー使用時におけるクラッシュ、通知のシェードとクイック設定が暗転する可能性がある問題も修正されています。
Pixel 6シリーズではこれまでも複数の不具合が報告されており、ソフトウェア・アップデートのたびに修正されてきました。これには、Wi-Fi接続やカメラ、Bluetoothの接続問題が含まれています。
今回のアップデートはPixelスマートフォンの販売キャリアやデバイスに応じて、段階的に提供されます。手元の端末にアップデートがまだ配信されていない場合は、すこし気長に待ってみましょう。
Image: グーグル
Source: The Verge