音楽ストリーミングサービスの米Spotifyは、メタバース的な遊び方ができるオンラインゲーム・プラットフォームの「Roblox(ロブロックス)」への参入を発表しました。
Robloxは公式ゲームだけでなく、ユーザーが開発したものも遊べることが特徴。ゲームが人気になれば、開発者は収益化も期待できます。それだけでなく、レゴのような独自のアバターによって、ユーザー間のコミュニケーションを楽しむ「メタバース」的な楽しみ方も可能。コロナ禍による生活習慣の変化もあり、特に若年層に人気のゲームプラットフォームとなっています。
SpotifyはRobloxにて「Spotify Island」と呼ばれるインタラクティブ空間を提供。そこでユーザーは音楽を作ったり、ほかのユーザーとコミュニケーションを取ったり、限定バーチャルグッズを手に入れたりすることができます。
Spotify Islandでは、ハート型の「いいね!」アイコンを集めて無料グッズを入手することが可能である一方、有料で販売されるグッズの売り上げの一部はアーティストに還元されます。音楽作成機能では、Spotifyが2017年に買収したSoundtrapが提供するビートメーカーステーションによって独自の音楽を作り出すことができます。
数週間後には「テーマ体験」の提供が開始される予定。例えば、K-POPにちなんだ「K-Park」では、アーティストのStray KidsやSUNMIとの交流、グッズの購入ができます。
メタバースに参入したSpotify。アーティストやゲーム、アニメなどのコラボレーションが今後の人気の鍵となりそうです。
Source: Spotify