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2022/5/11 16:00

インスタグラムがNFTに対応。今後はフェイスブックにも拡大へ

↑メタより

 

米メタ(旧フェイスブック)は今週から、ユーザーが自分のプロフィールにNFTアイコンを表示できるようになると発表しました。

 

NFTとは(non-fungible token:非代替性トークン)の略で、画像や動画、音声といったデジタルファイルを代替不可能なデータとして、ブロックチェーンに記録する技術です。すでに米ツイッターでも、自分のプロフィールにNFTアイコンを設定することができます。

 

 

今回インスタグラムで利用できるようになったNFTアイコンは、フィードやストーリー、メッセージにて共有されます。対応するサードパーティーウォレットはRainbow、MetaMask、Trust Walletで、Coinbase、Dapper、Phantomのサポートも後日追加されます。

 

メタでCEOを務めるマーク・バッカーザーグ氏によれば、インスタグラムでのNFTの導入はこれだけでは終わらず、フェイスブックやMessenger、WhatsAppにも対象を広げることが検討されているとのこと。さらにインスタグラムのストーリーでは、AR(拡張現実)を利用し3DのNFTアイコンを表示するなどのアイデアも語られています。

 

仮想現実を活用した新たなコミュニケーション手段となる「メタバース」から社名を取り、NFTへの働きかけをすすめるメタ。NFT自体の需要が下がっているという気になる報道もありますが、今回のインスタグラムのNFT対応が人気の火付け役となるのかもしれません。

 

Source: メタ / Twitter via Engadget