米グーグルは開発者向け会議「Google I/O」にて、車載アプリケーション「Android Auto」における新しい3分割の画面モードの導入を発表しました。
Android Autoは、グーグルが2014年にリリースした車載アプリケーションで、スマートフォンをダッシュボードに接続することでカーナビゲーションシステムを利用できます。最近ではスマートフォンをワイヤレス接続できるようになったり、あるいはスマートフォン単体でもAndroid Autoが利用できるようになったりと、機能改善がすすめられています。
Google I/Oでの発表によれば、今後はAndroid Autoにおいてどのような画面サイズでも、3分割の画面モードが利用できるようになります。画面の一番大きな部分には地図とナビゲーションが表示され、小さな画面には音楽やポッドキャスト、オーディオコントロール、そしてもう一つの小さな画面にはGoogle アシスタントからの提案が表示されます。
これにより、時計やドライブの到着予測時間、テキストや電話の通知などがいつでも表示できるようになります。またメッセージの内容はGoogle アシスタントに読み上げてもらい、自分の声で応答することも可能です。
そして画面の下部か左側には、時計や電波状況、バッテリー残量、通知、アプリ表示、Google アシスタントが表示されます。
新しい3分割の画面モードは、今年の夏から配布が開始されます。5インチ〜6インチといった古めのAndroid Auto対応ダッシュボードでも利用できる新たな画面分割モードは、幅広いユーザーから歓迎されそうです。
Source: グーグル / YouTube via 9to5Google