米グーグルの音声アシスタント「Google アシスタント」経由で、ヘルスケアブランドのFitbitや「Google Fit」のヘルスケアデータが取得できるようになったことを、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。
Google アシスタントはスマートフォンや「Nest」ブランドのスマートホーム製品に組み込まれており、音声操作でさまざまな情報を知ることができます。またGoogle Fitはグーグルが展開する健康管理アプリケーションで、Fitbitも買収によりグーグル傘下のブランドとなっています。
9to5Googleによれば、今週からスマートフォン(AndroidとiOS)やスマートディスプレイ「Nest Hub」シリーズにインストールされたGoogle アシスタントにて、「今日/今週は何歩歩いた?」「心拍数は?」「何カロリー消費した?」などの質問を、声でたずねることが可能です。そしてFitbitやGoogle Fitのデータは、ディスプレイ上にカードとして表示されます。
今回の機能を利用するには、アシスタントの設定→ウェルネス→アクティビティを開き、設定プロセスを開始する必要があります。ペアリング自体はFitbitとGoogle Fitの両方でできますが、一度にアクティブにできるのは1個のサービスのみです。
冬も終わり暖かい季節がやってきた昨今、フィットネスデータを声で気軽にたずねられるGoogle アシスタントの新機能は便利に利用できそうです。
Source: 9to5Google