米マイクロソフトの共同創業者であり現在も技術担当アドバイザーを務めるビル・ゲイツ氏は、自社の折りたたみスマートフォン「Surface Duo 2」ではなく韓国サムスンの「Galaxy Z Fold3 5G」を利用していると、海外掲示板のRedditにて発言しています。
Surface Duoシリーズは折りたたみ可能な本体内部に2枚のディスプレイを搭載したスマートフォンで、2020年に初代モデル、2022年に2世代目のSurface Duo 2が発売されました。一方でGalaxy Z Fold3 5Gでは、内側に継ぎ目のない7.6インチの折りたたみディスプレイ、外側に6.2インチのサブディスプレイが搭載されています。
ゲイツ氏によれば、いろいろなスマートフォンを利用しつつも現在所有しているのはGalaxy Z Fold3 5Gとのこと。同スマートフォンについて、「このスクリーンのおかげで素晴らしいポータブルPCとスマートフォンが手に入り、他にはなにも要らない」と発言しているのです。
2020年に発売された初代Surface Duoは本体スペックやカメラ画質などについて、厳しい指摘が寄せられていました。後継モデルのSurface Duo 2ではそれらの弱点を塞いだものの、常に最新技術やスペックが採用されるGalaxy Z Fold3 5Gと比べると、見劣りするのも事実です。
ゲイツ氏が使っていなからといってSurface Duo 2の魅力が下がるわけではありませんが、彼を振り向かせるような先進的な新モデルの登場が待たれるのも事実です。
Source: Reddit via 9to5Google