米グーグルは「Google ストリートビュー」機能における、スマートフォンでの履歴閲覧機能の追加を発表しました。また、小型化されたGoogle ストリートビュー用の撮影カメラも公開されています。
Google ストリートビューは2007年に公開されたサービスで、道路沿いの画像を実際にそこを歩いているように閲覧できます。また現在では屋外だけでなく屋内の閲覧も可能になり、画像の取得には専用のカメラユニットを搭載した「ストリートビューカー」が利用されています。一方で、過去の画像を閲覧するにはこれまでパソコンからのアクセスが必要でした。
Google ストリートビューのリリースから15周年となる今年は、Android版とiOS版の「Google マップ」アプリにて、履歴の閲覧が本日から可能となります。履歴の閲覧は、2007年まで遡ることが可能です。
あわせて、素早く一括して360度画像/動画を公開するためのツール「Street View Studio」も案内されています。これにより、Google ストリートビューへの画像/動画のアップロードがより簡単におこなえます。
またストリートビューカーの上部に搭載するカメラも、開発途中ではありますが小型のモデルが公開されました。重さ15ポンド(約6.8kg)で家猫ほどのサイズだとされるこの新カメラは、どのような車にも装着することが可能で、ジャングルのような込み入った場所にも持ち込むことができます。また、Lidar(レーザーセンサー)などの追加カメラモジュールの組み込みも簡単です。
ますます進化するGoogle ストリートビューやGoolge マップ。いずれこの可愛らしい新カメラを搭載したストリートビューカーを、街中で目にする日がくるのかもしれません。
Source: グーグル via 9to5Google