米グーグルは、自社のビデオ通話アプリ「Google Duo」とビデオ会議アプリ「Google Meet」を、将来的に統合すると発表しました。
Google Duoは2016年に発表されたサービスで、ビデオ通話に特化。一方、Google Meetは2020年に登場し、グーグルのビジネスツール「Google Workspace」との連携が大きな特徴です。
グーグルによれば、今後数週間かけてGoogle DuoにMeetの機能が追加されるとのこと。さらに、Google Duoにはバーチャル背景やライブ共有コンテンツ、ミーティング中のテキストチャットなどの機能も搭載されるとか。なおアップデートに伴い、通話履歴や連絡先が失われることはありません。
Google Duoへの機能追加が終了すると、2022年中にGoogle DuoアプリがGoogle Meetへと、そしてGoogle Meetは「Meet Original」というアプリに改名される予定。最終的にMeet Originalが廃止されることで、Google Meetへの統合が完了するという流れです。
これまでもユーザーや企業のあいだでは、Google DuoとMeetのどちらを利用すればいいのかという混乱が生じていました。近い将来これらがGoogle Meetへと統合されることで、ユーザーは迷いなくサービスを利用することができるはずです。