米アップルはサンフランシスコにて開催中の「WWDC22」にて、次期モバイル向けOS「watchOS 9」を正式発表しました。同バージョンでは新しいウォッチフェイス、進化したフィットネス機能、睡眠トラッキング機能などが特徴となっています。
ウォッチフェイスでは、「アストロノミー」「ルナ」などの4つの新しいウォッチフェイスが追加されました。背景色の変更ができ、また犬や猫のポートレート写真機能も利用できます。
ワークアウトでは垂直振動メトリクス、ランニング時のスライドレングスや接地時間の測定が可能に。また、スピードや持久力を重視した、距離/時間間隔のカスタムワークアウトオプションが追加されます。さらにペース、心拍ゾーンなどの新しいアラートも登場します。ハイキング、HIIT、ファンクショナルストレングストレーニングにも対応します。
「スリープステージ」機能では、睡眠の質をさらに詳しく分析できます。レム睡眠やコア睡眠、深睡眠などの判断が可能。また「Apple Heart & Movement Study」に参加し、睡眠データを共有することもできます。さらに不整脈を検知する心房細動機能には履歴機能が追加されます。
薬の管理に便利なアプリも登場。ユーザーがいつ、なにを服用するのかを記録し、通知することができます。iPhoneのカメラで薬のラベルをスキャンしてリストに追加したり、薬と薬との影響を監視したり、健康データを家族と共有したりすることも可能です。
Source: MacRumors