台湾HTCは久々となる新型Androidスマートフォンを6月28日に発表すると、公式ツイッターアカウントにて発表しました。
かつてはAndroidスマートフォン分野でトップメーカーの一角を占めていた、HTC。しかし近年ではその存在感を示すことができず、Androidスマートフォンの新機種の投入もストップしています。一方でVRヘッドセット「VIVEシリーズ」を擁する同ブランドは、新たなメタバース構想「VIVERSE」を発表しています。
今回HTCが投稿したティーザー画像からは、新型スマートフォンの具体的なデザインやスペック、機能は見えてきません。しかしVIVERSEのロゴが存在することから、このスマートフォンがメタバース機能を取り入れたものとなることが想定されます。
なおメタバースとは、XR(ARやVR、MRの総称)を利用した新たな空間でのコミュニケーションやサービスを意味します。HTCの新型スマートフォンもそれ自体、あるいはVRヘッドセットと連携して、メタバースを活用する機能が搭載される可能性があります。
HTCといえば、以前には暗号通貨に利用されるブロックチェーン技術を取り入れたスマートフォン「EXODUS(エクソダス)」を販売したことがあります。EXODUSは販売後にあまり話題となることはありませんでしたが、次のメタバーススマートフォンでは大きなブームを起こすことを期待したいものです。
Source: HTC / Twitter via 9to5Google