中国シャオミは、ソニーと共同で、スマートフォン向けの1インチサイズのセンサー「IMX989」を開発したとWeiboに投稿しています。
ますます巨大化と高画質化を続ける、スマートフォン向けのイメージセンサー。すでにソニーの「Xperia Pro-I」やシャープの「Aquos R6/R7」には、1インチセンサーが搭載されています。一方、韓国のサムスンは先日、2億画素イメージセンサーを2種類も発表しました。
IMX989の詳細は現時点では明かされていませんが、「より優れた集光能力」とか「より速いフォーカス」「より優れたダイナミックレンジ性能」がうたわれています。シャオミによれば、「クロッピングなしでの1億画素」も達成しているとか。つまり、以前登場した1インチセンサーよりも高画質になることが期待できます。また、IMX989の開発に1500万ドル(約20億円以上※)を費やしたことも明かされています。
※1ドル=約136.5円で換算(2022年6月30日現在)
IMX989を搭載したスマートフォンとしては、7月4日に中国で発表される「Xiaomi 12S Ultra」が投入されることになります。こちらはカメラブランドのライカとのコラボレーションも発表されており、同じくライカカメラを搭載した「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」も投入される予定です。
スマートフォンのカメラ性能としては、高解像度かも一役買っていますが、やはりセンサーサイズの拡大が重要。新たな1インチセンサーを搭載したXiaomi 12S Ultraの画質がどれだけのものになるのか、楽しみですね。
Source: Weibo via 9to5Google