台湾HTCはエントリー市場向けのタブレット「A101」を海外にて発表していたことが、Android Policeによって報じられています。
かつてはAndroidスマートフォン業界の一角をになう存在だったHTCですが、近年は久々に新型スマートフォン「Desire 22 Pro」を投入するなど、以前の勢いを感じることはできません。また以前、同社はグーグルと提携してNexusブランドのタブレット「Nexus 9」を製造したこともありました。
A101は10.1インチディスプレイを搭載したAndroidタブレットで、プロセッサにはUnisoc T618を採用。RAMは8GBで内蔵ストレージは128GB/256GB、背面には1600万画素メイン+200万画素ワイドカメラ、前面には500万画素カメラを搭載。7000mAhのバッテリーやイヤホンジャックを搭載し、OSにはAndroid 11が採用されています。スペック的には、ごくごく標準的なローエンドタブレットです。
A101はアフリカ市場をターゲットにした製品となります。昨年にHTCはロシア向けにローエンドタブレット「A100」を発表しており、こちらは2万990ルーブル(約4万7000円)の値札がつけられています。A101が日本に投入されることはなさそうですが、同社からのさらなる魅力的なタブレットの登場に期待したいものです。
Source: HTC via Android Police