iPhone/iPad向けのYouTubeアプリにて、ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)機能の世界的な展開が始まったことを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。
ピクチャー・イン・ピクチャーとは、他のアプリの上に動画などのウィンドウを重ねて表示する機能です。YouTubeのAndroid版アプリでは以前からピクチャー・イン・ピクチャー機能が展開されていましたが、iPhone/iPad向けアプリでは有料プラン「YouTube Premium」の加入者向けに限定的なテストが実施され、そのテストも今年4月に終了していました。
iPhone/iPad向けYouTubeアプリのピクチャー・イン・ピクチャー機能は、動画を再生しながらアプリを終了すると、自動でミニプレーヤーが表示されます。対象はiOS 15以降およびiPadOS 15以降で、設定→一般から機能が有効にできます。
さてこのピクチャー・イン・ピクチャー機能の展開ですが、日本を含む全世界ではYouTube Premiumの加入者が対象となりまます。一方でアメリカの場合、無料会員でも「音楽以外のコンテンツ」なら、ピクチャー・イン・ピクチャー機能が利用可能です。
SNSアプリなどを見ながらの「ながら作業」で、大いに活用できるピクチャー・イン・ピクチャー機能。自分のiPhoneにも機能が展開されるのが、実に待ち遠しいものです。
Source: 9to5Google