韓国サムスンは廉価なハイエンドスマートフォン「Galaxy S22 FE」の投入をとりやめたものの、来年には「Galaxy S23 FE」を投入する計画があることを、韓国系ニュースサイトのTheElecが伝えています。
サムスンが2020年から「Galaxy S20 FE(Fan Edition)」として投入を始めた、Galaxy FEシリーズ。しかし2022年に入っても「Galaxy S22 FE」が投入されなかったことから、シリーズが廃盤となるのでは…という噂は、以前より報じられていました。
TheElecによれば、サムスンは300万台の生産を予定してたGalaxy S22 FEの計画をとりやめ、そのチップをプレミアモデルの「Galaxy S22 Ultra」に割り当てたとのこと。これにはチップの出荷不足や、より利益の大きなプレミアモデルを重視するというビジネス上の理由があげられています。
一方で、来年には「Galaxy S23 FE」を300万台製造する計画を、現在も取りやめにしていないようなのです。これが正しければ、Galaxy FEシリーズは2022年には投入されないものの、2023年には復活することになります。
Galaxy FEシリーズは最新プロセッサーにスペックダウンしたカメラや本体素材を採用することで、その本体コストを抑えています。しかし同世代の「Galaxy S」シリーズからあまり値段が変わらず、その存在意義が明確でなかったのも事実です。もしGalaxy S23 FEが登場するのなら、よりアグレッシブな価格設定などに期待したいものです。
Source: TheElec via 9to5Google